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2024 ジロ・デ・イタリア Team Jayco AlUlaはタトゥーを入れて出場する?

海外情報
UnsplashJames Discombeが撮影した写真
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Team Jayco AlUlaがジロのメンバー発表をしたが、投稿ではみんなタトゥーを入れている動画が投稿されている。

本当に全員が入れたのかはよくわからないけど、なんでタトゥーなんだろうか。

 

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Team Jayco AlUlaのメンバー

 

151. アレッサンドロ・デマルキ
152. エディ・ダンバー
153. カレブ・ユアン
154. マイケル・ヘップバーン
155. ルカ・メズゲッツ
156. ルーク・プラップ
157. マキシミリアン・ヴァルシャイド
158. フィリッポ・ザナ

 

アレッサンドロ・デマルキ

 

トーマス・デヘントと並んで、逃げのスペシャリストであるアレッサンドロ・デマルキ。

これまでも、何度も逃げて勝利をつかんでいる。

アレッサンドロ・デマルキは、2010年Androni Giocattoli – Serramenti PVC Diquigiovanniのテスト生としてプロキャリアをスタート。

2013年にCannondale Pro Cycling Teamでワールドツアーデビュー。2013 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第8ステージで山岳での逃げ切り勝利を決めた。

ブエルタ・ア・エスパーニャではステージ3勝。2018年のブエルタ第11ステージでは、ラスト4.5kmを独走してゴールしている。

タイムトライヤルも強く、山岳にも強い。2015年には クリテリウム・デュ・ドーフィネの山岳賞を取っているほどだ。

2015年からBMC racing Teamから2017年にCCC Teamに移籍。Israel – Premier Techには2021年から所属していた。

2021ジロ・デ・イタリア第4ステージで2位となり、マリアローザを着用。だが、第12ステージで落車して救急車で運ばれている。

 

 

頭部外傷はなく、転倒後に意識があったことは確認されていたが、右鎖骨骨折、6本の骨折骨折。2箇所の椎骨骨折という重症だった。

しかし、2か月で復帰。2021欧州選手権ミックスリレー優勝に、2021トレ・ヴァリ・ヴァレジーヌでも勝利している。

2022年は勝利なく終わったが、ジロ、ブエルタとグランドツアーでも何度も逃げに乗って活躍していた。

2023年にIsrael – Premier TechからTeam BikeExchange – Jaycoに移籍。チームへの恩返しは、2024ツアー・オブ・アルプス第2ステージでやってきた。逃げ集団から最後は18kmの独走で勝利している。

 

今回エースナンバーとなっているけれど、総合を狙うライダーではない。

 

フィリッポ・ザナ

 
 
 
 
 
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2022イタリア選手権で優勝したフィリッポ・ザナ。

 

23歳ながら、本場イタリアのロードレースを制覇したのは驚きだった。

さらに、2022 アドリアティカ・イオニカでは、第1ステージ、第2ステージで2位となり総合優勝も勝ち取った。

 

2021年には、サヅカツアーでも総合優勝。2023年にワールドツアーチームに移籍となったが、ジロ・デ・イタリア第18ステージでティボー・ピノをスプリントで破って勝利。

 

続く2023 ツアー・オブ・スロベニア第4ステージでは先頭を走っていて落車。しかし、総合優勝を手にしている。

 

2023 ジロ・デ・イタリアでは総合18位となっており、総合上位をエディ・ダンバーと共に狙うのでは。

 

カレブ・ユアン

 
 
 
 
 
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キャリア61勝をあげているカレブ・ユアン。2019ツール・ド・フランスでは3勝をあげ、2020ツール・ド・フランスでも2勝。

ただ、ここから勝てていない。不運な転倒が多くあり、中々波に乗り切れない感じだった。

2023 UAEツアー第1ステージでは写真判定で2位。

2023 グランプリジャンピエール・モンセレでも写真判定で2位。

 

結局2023年シーズンはファン・メルクシュタイン・フェンスクラシックの1勝のみ。

 

そして、2023 ツール・ド・フランス第13ステージで、アシストが待っているのもかかわらずリタイヤしたことが、チーム経営陣の怒りをかってしまった。

結局2024年に古巣のTeam Jayco AlUlaに移籍となる。しかし、ディラン・フルーネウェーヘンがいるので、カレブ・ユアンはジロとブエルタに参戦となる。

2024年シーズンは、ツアー・オブ・オマーン第1ステージで勝利。

 

カレブ・ユアンはジロ・デ・イタリアでは5勝を挙げている。ルカ・メズゲッツのリードアウトで、勝利を再び狙うことになる。

 

カレブ・ユアンのコメント

2年ぶりにジロに戻ってくることができて感激している。もともと好きなレースだし、過去に5ステージで優勝したこともあって、いい思い出がある。

今年はオーストラリアのレースでシーズンをスタートし、ティレーノ〜アドリアティコに出場する前にオマーンでステージ優勝した。

この1ヵ月半はジロに向けて高地トレーニングキャンプを行い、来週の水曜日にフランクフルトでレースに復帰してからイタリアに向かう。ルカ・メズゲッツやマキシミリアン・ヴァルシャイドのような2人の偉大なプロフェッショナルの助けを頼れるし、いい結果を残せると信じている。

 

エディ・ダンバー

 

エディ・ダンバーは2018年Aqua Blue Sportの解散に伴いTeam SKYに移籍。優秀なクライマーとして将来を期待されていたが、2022年まで勝利に届くことはなかった。

2022コッピ・エ・バルタリで総合優勝。さらに、ツール・ド・ハンガリーでも総合優勝を決めている。いずれも強力なINEOS Grenadiersのメンバーの後押しがあったのも忘れてはいけない。

総合優勝はしたけれど、どちらもステージ優勝はなく2位止まりだ。ツール・ド・ハンガリーの第5ステージの2位はゴール前で逆転されて非常に惜しかったけれど。

 

2023 ジロ・デ・イタリアでは、エースとして出場。総合7位となった。移籍してからの勝利はまだない。

 

エディ・ダンバーのコメント

ジロに戻るのが楽しみだし、昨年の良い結果を改善することはできないにしても、それを繰り返したいと思っている。

昨年ほどではないかもしれないが、またジロに戻って戦えるのは嬉しい。今年のコースはスタート直後から非常にタフで、最初の2ステージはおそらくGCの2日間になるだろう。

今年は砂利道もあるし、クラシックなアルプスの長い登りもあるし、2つのチャレンジングなタイムトライアルもある。基本的には、いつものハードで過酷なジロだ。

 

ルーク・プラップ

 
 
 
 
 
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トラック出身のオリンピック選手で、東京ではパーシュートで銅メダルを獲得。

ルーク・プラップが世間の注目を集めたのは、2021サントス・サイクリングフェスティバル第3ステージだ。これはUCI公認レースではなかったけれど、レース展開が凄かった。

ウィランガヒルでリッチー・ポートに一人だけついていったのがルーク・プラップ(InForm TMX Make)だ。

 

ルーク・プラップは、2021オーストラリア選手権TTでも優勝。

 

 INEOS Grenadiersでは、2023UAEツアーで総合2位なのに、それ以降のレースでは、アシストとして集団の前を引く仕事ばかりだった。

2024年移籍して、すぐにオーストラリア選手権ロードとTTの2冠制覇。ロードではチームメイトのクリス・ハーパーと100kmの逃げに成功している。

 

2024 パリ~ニース第4ステージで2位となり2日間リーダージャージを着用。総合6位で終えている。総合はフィリッポ・ザナ、エディ・ダンバーが狙うので、ルーク・プラップにはステージ優勝狙いで自由に走って貰いたい。

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