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2026 UAEツアー第3ステージで大失速したレムコ・エヴェネプールの原因とは?

海外情報
Image credit: chan
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2026 UAEツアー第3ステージは、優勝候補の筆頭であったレムコ・エヴェネプール(Red Bull – BORA – hansgrohe)にとって、思いがけない試練の日となった。

フェリックス・ガルがアタックした時には2番手についていたけど、すぐに脱落。最終的にステージ優勝を飾ったアントニオ・ティベッリから2分4秒遅れてフィニッシュするという波乱の展開に。

総合順位でも18位とトップ10圏外へと大きく後退し、リーダージャージを手放す結果となった。レース後、痛恨の表情を浮かべながらもメディアの前に姿を見せたレムコは、自身を襲った突然の不調について率直に語っている。

 

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言い訳はしない

 

第3ステージスタート時点で、リーダージャージを着用していたレムコ・エヴェネプール。ライバルと思われていたアイザック・デルトロとは32秒との差があった。通常ではこの差があれば少しくらいの不調ならば問題ないはず。

だが、上記動画でも見られるようにフェリックス・ガルから切れた時点で足の調子は良くなかったのがわかる。

 

今日のステージ、最後の上りで苦しんでいましたね。一体何があったのでしょうか?

とにかく今日は足の感触が良くなかったんだ。上りの麓に差し掛かった時点で、すでに足が痙攣し始めているのを感じた。

こんなことは今まであまり経験したことがないよ。遅れ始めた時は、本当に最悪な1kmだったけれど、その後は少し持ち直すことができた。

シーズンの初め、このような厳しい上りでは、時々こういう難しい瞬間に直面することがあるんだ。でも、全体として今日は決して良い状態じゃなかった。

 

その痙攣の原因は何だと考えていますか?

おそらく、昨日のステージでの疲労が完全に抜け切っていなかったんだと思う。消化しきれていなかった。

 

UAE特有の厳しい暑さの影響はありましたか?脱水症状だったのではという見方もありますが。

いや、レース中はしっかりと水分補給を続けていたから、脱水症状ではないよ。ただ、昨晩はベストな夜ではなかった。暑さのせいで夜中に目が覚めてしまったんだ。でも、最終的にそれを言い訳にはしたくない。

 

総合争いからは大きく後退してしまいました。これからの目標はどう設定しますか?

総合順位については、トップから1分半ほどタイム差がついてしまったと思う。でも、土曜日のレースでステージ優勝を狙うなど、まだ何か素晴らしいことができるはずだ。

 

レムコ・エヴェネプール失速の原因とは?

 

これ以上速く走れないという第2ステージの個人タイムトライヤル。ただ一人56km/hを上回るペースで走っており、これまで勝利を重ねてきたレムコが、翌日に失速することは誰も考えていなかったはず。

今回のまさかの大ブレーキについて、いくつかの要因が複雑に絡み合っていたと考えられる。

第一に、回復の遅れと疲労の蓄積。本人が語るように、前日までのアグレッシブな走りが思いのほか足に深いダメージを残していたのでは。

疲労が限界に達した状態で急勾配の山岳に突入してしまったことが、麓での痙攣を引き起こした最大の引き金になったかもしれない。痙攣だから、補給も充電はなかったのかも。

第二に、過酷な環境下での睡眠不足の影響が見逃せない。中東特有の熱気は、選手たちの体力を静かに削り取る。「暑さで夜中に目が覚めた」という本人の告白通り、完璧なリカバリーが阻害された状態でステージを迎えてしまったことは、彼のパフォーマンスに明確な影を落とした。

そして第三に、ペース配分だ。チームのスポーツディレクターであるクラース・ロデウィック氏が「ゆっくり行くように指示していたが、彼は調子が良いと感じてついていこうとしたのだろう」と推測している。

勝利への意欲が裏目に出て、レッドジャージ着用者として無理にオーバースペースで山岳に突入してしまった可能性がある。その点、逆に前半無理しなかったアイザック・デルトロは後半にかけてペースをあげている。

「言い訳は探さない」と潔く自らの状態を認めたレムコ。一番悔しいのは本人のはず。

土曜日の山頂フィニッシュに向けて、どのような修正を施し、反撃を見せてくれるのか、その底力に期待が集まる。

 

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