ツール・ド・スイス第1ステージは、スタートから20kmで大量の逃げが発生。
しかし、当初は楽観視されていたのかタイム差は3分以上に拡大した。Team Jayco AlUlaのルーク・ダーブリッジが先頭をけん引する姿が良く写っていた。Arkéa – B&B Hotelsなど多くのライダーを送り込んだチームはタイム差をキープ。
優勝はGroupama – FDJのロマン・グレゴワール。2位はArkéa – B&B Hotelsのケヴィン・ヴォークリン。3位にTeam Visma | Lease a Bikeのバート・レンメン。
Team Jayco AlUlaは、ベン・オコナーがステージ5位の1分17秒差につけている。
ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates – XRG

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
昨年のツール・ド・スイスではアダム・イェーツとともに総合でワンツーを決めていた。当然、今年は自分が総合優勝する意気込みだったはず。
だが、UAE Team Emirates – XRGはヤン・クリステンが序盤に落車。集団コントロールもうまくいかなった。チームではフェリックス・グロスチャートナーが1分17秒遅れのステージ6位。
ツアー・オブ・スロベニアでも総合2位となっているが、チームの方針はどうなるだろうか。
ゲラント・トーマス
今年が最後となる INEOS Grenadiersのゲラント・トーマス。チームはベン・スウィフトだけが先頭集団に入り込んでいた。
ゲラント・トーマスは、ステージ40位の3分38秒遅れでゴール。これだけのタイム差を逆転は無理だろう。ツール・ド・フランス前に、調整だけのレースとなりそうだ。
その他遅れた総合勢は
- マイケル・ウッズ Israel – Premier Tech 24位 3分22秒遅れ
- ティシュ・ベノート Team Visma | Lease a Bike 3分22秒遅れ
- イラン・ファンワイルダー Soudal – Quick Step 3分22秒遅れ
- オスカー・オンリー Team Picnic PostNL 3分22秒遅れ
- ペッリョ・ビルバオ Bahrain Victorious 3分22秒遅れ
- ヤン・クリステン UAE Team Emirates – XRG 3分22秒遅れ
- テイオ・ゲイガンハート Lidl – Trek 3分22秒遅れ
- フアン・ロペス Lidl – Trek 3分22秒遅れ
- フェリックス・ガル Decathlon AG2R La Mondiale Team 3分22秒遅れ
総合優勝は、逃げ切った1分36秒遅れの22人の中から出てきそうだ。遅れたチームが逆襲のために激しいレースを展開するだろう。それもまた面白いのだけど、選手は大変だ。
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