トレーニング中にクラッシュして手首骨折したヴィンチェンツォ・ニバリ。ジロ出場が微妙になっている。
だが、ニバリはあきらめていない。特別なカーボンファイバーの装具を使って、すでに屋外トレーニングもしている。
ジロに間に合うのか?
カーボンリストブレース
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ヴィンチェンツォ・ニバリは、手首の手術後からの経過をインスタで公開している。手首にネジが入ったままだけど、柔らかいボールなどから初めて握力を回復。
特別に設計された、カーボンリストブレースにより4月25日には4時間のライドを行っている。骨折して11日後には乗っているなんて。
ニバリは2018年ツール・ド・フランスでファンとぶつかって椎骨骨折してリタイヤ。
この時に、手助けしてくれたのが理学療法士のマルティーノ・ドナティ(Martino Donati)博士だ。
現在1日2回のセッションを行っており、ニバリのリハビリを手伝っている。
ヴィンチェンツォがそんなに決心し、一生懸命働くのを見たことがない。彼がジロにいる可能性は? 私にとっては100パーセントだ。
さもなければ、この余分な仕事をすべて行うことのポイントは何でしょう。必要なとき、彼は午前6時50分にセッションに来た。私たちは彼の手首だけでなく腕と背中にも取り組んでいる。
相当努力しているのは間違いない。
ニバリは、2013年と2016年にジロで優勝し、4回表彰台を獲得。
ニバリはミラノ~サンレモ以降レースをしてないが、キャリアの最後になるかもしれないジロを走るという希望をあきらめていない。
ジロに石を置いたままにしたくない。ベストを尽くしているが、どんな決断の前にも忍耐と明晰さと慎重さが必要だ。
5月8日までの一日一日が貴重なものになるだろう。
と、ニバリは手首に装具を装着した後、ツイッターに投稿している。
あと10日しかないが、ニバリは骨折したままでもジロを走るだろう。
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