ヴィンチェンツォ・ニバリ(Trek – Segafredo)がピンチだ。
トレーニングライドで負傷して、右手首橈骨骨折となっており手術を受けることになってしまった。
ジロ・デ・イタリアの開幕まで後3週間。果たしてニバリは戻ってこれるだろうか?
2度のジロ・デ・イタリアチャンピオン
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ニバリにとって地元のジロで勝つのは、最も重要なことだ。だが、見ての通り手には包帯が巻かれている。
手術すれば、ギプスで固定となるだろう。
ニバリは、スイスのルイガノにある自宅近くで、イタリアとの国境を越えてトレーニングしていた時に単独で落車している。
ニバリは
この大きな悲しみをどのように表現したらよいのか、言葉が見つからない。
しかし、これは私が受け入れなければならない評決だ。 明日、手術を受け、その後、ジロのスタート地点に立つための困難な道を歩み始める。
これがゴールであり、それを達成するために不可能を可能にする💪🦈。
手術の結果によるだろうが、3週間での復帰は難しいと思われる。
重症の場合には最大2か月間レースには出場できない。過去の例ではイネオスのルーク・ロウは2018年の舟状骨骨折後、シーズンを走らずに終わっている。
現在、舟状骨骨折でUAEのフェルナンド・ガビリアもレースから遠ざかっている。
それ以外にも、アルノー・デマール。クリストフ・ラポルトも長期離脱している。
手首を骨折しても、数日後の2020世界選手権で2位になる人もいる。
先頭を走っている、アネミエク・ファンフルーテン(Movistar Team)のようにテーピングでOKの場合もある。また、手首に機械の装具をして走っている女子選手も見たことがある。
程度によるが、通常はレースを見送るのが普通だ。ニバリの場合、ジロに間に合ったとしても十分なトレーニングは出来ないだろう。
ちょっと残念だ。
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