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ブエルタ・ア・サンファンでリタイヤしたコフィディスのエーススプリンター

海外情報
Photo Christophe Laporte instagram
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ブルルタ・ア・サンファンでは第1ステージから大落車が発生したが、落車にかかわったライダーは救済処置を受けて同タイム扱いとなっていた。

 

救済処置のおかげで、みんな助かったかと思ってましたが、なんとコフィディスのエーススプリンターである、クリストフ・ラポルトが手首を骨折していたことが判明。

彼は第2ステージを走ることなくリタイヤしてしまった。

 

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2020年開幕レースでリタイヤとは

チームの公式ツイッターで密かにリタイヤが告げられていた。

サンファンの病院に運ばれたクリストフ・ラポルトは舟状骨骨折と診断される。

 

舟状骨骨折とは

手の関節を構成するひとつの骨である「舟状骨(しゅうじょうこつ)」と呼ばれる骨に骨折が生じた状態を指す。

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/scaphoid_fracture.html

画像引用 日本整形外科学会

あまり、痛みを伴わない場合もあるらしいが、あれだけのスピードで倒れていて痛くないはずがない。小さな骨のようだが、スプリントで全力でもがくと絶対に痛いはずだ。

 

https://sporza.be/nl/2020/01/27/laporte-gebroken-pols/

落車してゴールに向かうラポルト

治療期間などの発表はチームからまだないが、ギブスをはめないといけなくなると数週間はかかるだろう。

 

スケジュール変更を余儀なくされる

Photo Christophe Laporte instagram

クリストフ・ラポルトのレーススケジュールは上の画像のようにツール・ド・フランスまでびっしりと決まっていた。

彼は、昨年のコフィディスのメンバーではヘスス・エラダについで2番目のポイントゲッターであり、彼を失うのはチームにとって厳しいものになる。

ワールドツアー復帰を果たしたチームとしては、喉から手が出るほどUCIポイントが欲しいはずだ。

昨年9勝をあげたラポルトは、今年エリア・ヴィヴィアーニとともにクラシックでも活躍することが期待されていただけに残念なリタイヤとなってしまった。

 

オーストラリアにいるエリア・ヴィヴィアーニらもクリストフに応援のメッセージを送っている。

次のレースは、ツール・デュ・オー・ヴァル(Tour du Haut-Var)だが、2月12日にスタートには間に合わないだろう。

チームの母国フランス、ヴァール県で開催され昨年はティボー・ピノが総合優勝している。

残念だが、確実に直してスプリントが出来る状態でレースに復帰しなければならない。それにしても、観客と接触してケガをするというのは選手にとってやりきれないだろう。

選手は生活がかかっているのだから身体あっての商売だ。クリストフ・ラポルトが最小限のリハビリ期間で帰ってくることを祈っておこう。

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