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レムコがブエルタ・ア・サンファンで総合優勝する可能性を探る

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Photo remco.ev instagram
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ブエルタ・ア・サンファン第3ステージでは優勝候補の筆頭だったジュリアン・アラフィリップがリタイヤしてしまった。

 

そして、第3ステージの個人タイムトライヤルではレコム・イヴェネプールが断トツのトップタイムをたたき出す!

これによりレムコは総合首位に浮上。レムコは開幕レースで総合優勝する可能性が非常に高くなったと言えるだろう。

レムコ優勝の可能性について考えてみた。

 

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第3ステージはトップタイム

第3ステージ

昨年の個人TTよりも、距離が3キロのびて更にゴール手前に登りのあるコース。

登坂距離は1.1kmで平均勾配7.3%と距離は短いが勾配がややきつい。レムコはタイムトライヤルバイクではなく、ヘルメットのみタイムトライヤル用で望んでいた。

バイクは全選手ロードバイクをそのまま使う。アルゼンチンまでの輸送は大変なので各チーム同様となっている。

レムコは20分の壁を破る19分16秒でav47.336km/hのトップタイムをたたき出す。

結局20分を切ったライダーはレムコとフィリッポ・ガンナのみ。昨年の世界選手権TTでの2位と3位の力通りの結果となった。

レムコは20歳になったばかり。今年もその強さは更に磨きがかかってきているのは間違いない。

仮に、ジュリアン・アラフィリップがベストな体調でも勝ててないのではないだろうか?

 

レムコは、ブレーキレバーの先端部分を握ってドロップバーでの最速のフォームで駆け抜けている。後輪はディスクホイールだ。

 

総合優勝の可能性は

Photo remco.ev instagram

ジュリアン・アラフィリップがリタイヤした今、Deceuninck – Quick Stepのエースはレムコだ。

現在の総合のタイム差は

  1. レムコ・エヴェネプール
  2. フィリッポ・ガンナ(Italy) 32秒
  3. オスカー・セビリア(Team Medellin)  1分8秒
  4. ネルソン・オリヴィエラ(Movistar Team)1分25秒
  5. ブランドン・マクナルティ( UAE-Team Emirates)1分26秒

一人づつ見ていこう。

 

フィリッポ・ガンナ

まず、2位のフィリッポ・ガンナだが、今回の出場はチームイネオスからではない。イタリアチームとして出場している。メンバーの中にはチームイネオスのレオナルド・バッソもいるが一人ではアシストとしては心もとない。

しかも、フィリッポ・ガンナは平坦には強いが登りはまだまだだ。彼の今の順位は予想出来たものだが、この後山岳ステージも出てくる今回のステージではレコムを脅かすことはまずないだろう。

 

オスカル・セビリア

Photo Óscar Sevilla instagram

Team Medellinに所属する彼は現在43歳の超ベテランだ。2001年にはブエルタ・ア・エスパーニャで総合2位。

グランツールでも、何度も上位に顔を出しておりリーダージャージをまとうことも何度もあった選手。2006年、オペラシオン・プエルトに当人の名前があったことからドーピングの疑惑をかけられる。

ウルリッヒとともに2006年のツール参加を拒まれてしまい、加えて同年7月22日、T-モバイルから契約を打ち切られてしまう。

2011年以降はコロンビアのコンチネンタルチームを渡り歩くことなり、現在はTeam Medellin。

ブエルタ・ア・サンファンでは2017年総合2位、2018年総合優勝、2019年総合3位と常に総合上位の成績を残している。

今大会のレムコの最大のライバルは43歳のオスカル・セビリアかもしれない。

 

ネルソン・オリヴィエラ

Photo Nelson Oliveira instagram

彼もタイムトライヤルは得意な選手だ。ポルトガル国内では4度タイムトライヤル王者となっている。

2017年の世界選手権TTでは4位となっており、今のポジションは納得のいく順位だ。グランツールにも毎年出場しており、チームになくてはならない選手だ。

今回のサンファンは初出場となる。この後、この順位をキープするのが目標となるかもしれない。

 

ブランドン・マクナルティ

Rally UHC Cyclingからやってきた、UAE-Team Emiratesの期待の星だ。見事に上位に顔を出してきたことは実力を十二分に発揮していると言って良いだろう。

オールラウンドに力を発揮出来る選手なので、ここから順位をキープして貰いたい。だが、若いのだからレムコに挑戦して、いつもの大逃げをかまして欲しい。

 

ギヨーム・マルタン

Photo Guillaume Martin instagram

その他に、山岳で上位に顔を出してきそうなのは、ギヨーム・マルタン。現在は31位と2分以上のタイム差をつけられている。

Wanty-Gobert Cycling Teamのエースだった男は、コフィディスに移籍してきた。昨年のツールでも総合12位を獲得した力は本物だ。

間違いなく上位に食い込んでくるだろう。問題はチームのサポート力だけど。

 

 

こうして現在の上位選手を見てみると、レコムのタイムを脅かすにはこれから出てくる山岳コースでレムコに1分以上のタイム差をつけないといけないことになる。

昨年の大会では、レムコはジュリアン・アラフィリップのアシストのために山岳では怒涛の引きを見せた。だが、今回はエースとしてアシストされる立場だ。

ジュリアン・アラフィリップがいなくなり、山岳ではスプリンターのアルバルセロ・ホッジは期待出来ない。ゼネク・スティバルやビーター・セリーのアシストにかかってくるだろう。

少ないアシストの力でタイムを守ることが出来るのか?  レムコの最初の試練が始まる。

 

こちらはブエルタ・ア・サンファン第3ステージのハイライト

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