ロードバイクの情報を発信しています!

SRAMはアフターマーケットで購入した12速シフトブレーキレバーをリコールへ

機材情報
Photo credit: american_cyclery on VisualHunt.com
この記事は約3分で読めます。

米国のコンポーネントブランドSRAMは、2023年7月以前に製造された12速eTap AXS Red、Force、Rival、Apexシフトブレーキレバーの安全リコールを発表する。

これは、クランプボルトのネジロックが過剰で、推奨トルクに達しているにもかかわらずクランプが十分に締め付けられていない可能性があるとして、安全リコールを発表する。

この問題は、走行中にシフト・ブレーキ・レバーがハンドルバー上で動き、転倒につながる可能性があるというもの。

 

スポンサーリンク

SRAMのリコール

Image credit: sram

 

SRAMのリコールはアフターマーケット製品にのみ適用される。

つまり、完成車に純正装備されているシフト・ブレーキ・レバーは影響を受けない。また、リコールは少なくとも当分の間、米国とカナダのみを対象としている。

 

対象となる製品 Image credit: sram

 

製造日はパッケージのバーコードラベルに記載されている。「WK 26 2023」以前の日付の製品が該当する。

シフトブレーキレバーのクランプボルトに過度のネジロックがかかっていると、推奨ボルトトルクに達しているにもかかわらず、クランプが締まらないことがある。

その結果、シフト・ブレーキ・レバーがハンドルバー上で動いてしまう可能性がある。走行中にレバーが動くと、コントロール不能による転倒の原因となるとのことだ。

ただ、事故の報告とかは上がっていないようだ。この点はShimanoのクランクとは違う。

 

SRAMは、販売店に対し、「販売前に在庫を調査し、該当する全製品を再加工のために隔離する」よう勧告している。

シフタークランプ・ボルトキットは、「該当する在庫製品を再加工するために」無料で入手できる。1キットで2本のレバーをカバーする。

基本的には、既存のシフトブレーキレバーのクランプボルトをキットのボルトに交換する必要がある。

すでに該当するシフトブレーキレバーを購入した消費者(SRAMの販売店ではなく)はどうなるのだろうか?

サービス情報速報はオンラインで広く共有されているが、SRAMはまだ公式発表を行っていない。

「すでに販売されたアフターマーケット製品に関する詳細情報は、リコール発表の前に発表される」とSRAMは小売店に対して述べている。

前述の通り、リコールの対象は米国とカナダのみである。

欧州やその他の地域の製品が最終的に同様のリコールの影響を受けるかどうかについては情報がないが、現時点ではそのような状況ではないことは確かだ。

正式リコールがあった場合には、以下の公式サイトに掲載される。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました