グラベルロードバイクは、ここ数年で大きな進歩をみせている。
イギリスで毎年開かれているCore Bike Showで初めて登場したNiner Magic Carpet Rideは、初めてフルサスペンションが装備されたグラベルロードバイクだ。
Niner Magic Carpet Ride
Photo ninerbikes.com
Niner Magic Carpet Rideは、世界初のフルサスペンションのグラベルバイクだ。
名前の通り、魔法のカーペットのような乗り心地を目指している。
Niner Bikesは、2005年にシンプルな目標で設立された。どこにいても、より快適に、より楽しく、何にでも乗れる自由。14年後、Niner Magic Carpet Rideはこの取り組みの自然な延長の形で生まれたバイクとなった。
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Niner Magic Carpet Rideは、マウンテンバイクにドロップバーをつけたバイクでは決してない。
NinerのCVA（Constantly Varying Arc）サスペンションは非常に線形になるように設計されており、砂利道を代表する小さな波紋や隆起を吸収するように設計されている。
主な目的は、長距離の砂利道を高速で走るときに、ライダーに快適さを提供すること。
停止中のアクションは次のとおり。
ショックをロックアウトするハンドルバーのリモートレバーがあり、1xバイクは最新のShimano GRXレバーを使用して、このバイクのオプションのドロッパーポストをアクティブにする。
X-Fusionショックはリアホイールとメインフレームの間にあるため、Ninerは泥除けをスイングアームに組み込んで、泥や石がショックに飛び込むのを防いでいる。
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メインフレームとスイングアームは、鍛造アルミニウム製一体型リンケージを備えたカーボンファイバー製。
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最終的に、ジオメトリ、ハンドリング、剛性に妥協することなく、クラシックなグラベルバイクの美学を維持することを目指した。シートチューブの後ろにリアショックを取り付けることで、ボトル、バッグ、その他の貨物用のフロントトライアングルのスペースを節約。そして、ダウンチューブとシートチューブを広げることで、ペダリングの剛性を維持している。
Foxフォークは40mmタイヤに制限されているが、タイヤのクリアランスは十分で、700×50と650bx60に対応している。
すべてのケーブルとホースは、フルスリーブの内部ガイドで内部配線されているため、自転車の組み立ては簡単だ。
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上の写真では、Shimano GRX 1xだが、フロントディレイラーマウント用のスペースで2xを選択も可能だ。
Shimano GRX 1xを使用したモデルでは、価格は5,750ポンド(約81万円)。
フレーム単体での価格は2,800ポンド(約39万円)。Shimano GRX 1xで組んだ場合の重量は11.6kgだが、10kgに近い重量での組み立ても十分可能だ。
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マウンテンバイクも、フルサスペンションに進化しており、ほぼすべてのマウンテンバイクテクノロジーがグラベル市場で採用されているため、フルサスペンションも同様となるだろう。
スペシャライズドでもフューチャーショックを採用したり、ドロップバーのグラベルバイクにサスペンションを取り付けようとする試みがいくつか出できている。
本格的なグラベルレースならばフルサスペンションのバイクがもっと出てきても良いはずだ。
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