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UCIはライダーからの苦情を受けてボトル廃棄に関するルールを緩和 

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Photo credit: Flowizm on Visualhunt.com
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4月1日から導入されたボトル廃棄に関するルールで、すでにレースから一発退場となったライダーが出ている。

男子ではミヒャエル・シェアー(AG2R Citroën Team)。

女子ではレティシア・ボルゲーシ(Aromitalia – Basso Bikes – Vaiano)。

ミヒャエル・シェアーなどは沿道のファンに向かって投げているのに失格なんだから、そりゃあ怒りますよね。

UCIはこれらの苦情に対してアルデンヌクラシックに先駆けて、4月17日からルールを緩和して対応することを発表している。

 

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UCIのルール緩和の内容

 

新しいルールでは、ワンデイレースでは一発退場だったのが

  1. 1回目の違反 罰金とUCIポイントの減点 
  2. 2回目の違反 失格

一発退場というのはなくなっている。

1回目の違反に対しては、イベントクラスに応じて100〜500スイスフランの罰金。ポイントは5~25ポイント。

 

ステージレースでは

  1. 1回目の違反 罰金 UCIポイントの減点
  2. 2回目の違反 1分間のペナルティ
  3. 3回目の違反 失格

100から500スイスフランとイベントのクラスに応じて5から25ポイントの減点となる。

以前の規則では、罰金、UCIポイントの控除、最初の違反に対する30秒の時間ペナルティ、2回目の違反に対する2分の時間ペナルティ、および3回目の違反に対する失格が規定されていた。

少しだけ、ステージレースの罰則も緩やかになっている。

 

ただ、海外サイトvelonewsの情報によると、ライダーはボトルを直接ファンに渡す場合はOKだと規定されているらしい。

UCIのサイトをみても、情報が見当たらなかったので確認出来ていないが、登りとかなら直接渡すことも可能だ。

 

例えば、こんな感じ

 

Israel Start-Up Nationのガイ・ニブ(Guy Niv) が沿道の小さなファンにボトルをプレゼントしている。

まだ、登りがあったのでボトルを渡すのは苦しかったけど、応援してくれていた子供に対する優しい気持ちだ。

せめて、こういった光景がまだ見られることを期待したい。

環境配慮もわかる。完全に拾えない場所に投げるのはいけない。レースキャラバンでライダーとの衝突や車両との衝突回避もわかる。

けど、もう少し考慮も必要だろう。何時間も沿道で待っている楽しみもなくなってしまう。

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