落車が相次いだパリオリンピックの個人タイムトライヤル。
もっとも被害を受けたのはオーストラリア代表のルーク・プラップだった。
好調な走りの中で
Grosse chute pour Luke Plapp, les routes mouillées font des dégâts ! #Paris2024 pic.twitter.com/ptmDdHkwOK
— Cycling Legend (@CyclingLegend_) July 27, 2024
ルーク・プラップは非常に好調で、第1計測を14分39秒で通過。この時点では、ワウト・ファンアールトだけが、彼を上回っていた。
しかも、ワウト・ファンアールトは14分38秒なので1秒差だ。さらに、ルーク・プラップを上回ったのは、レムコ、ガンナ、ワウトの3人しかいない。
だが、ルーク・プラップは中間点を過ぎたあたりのカーブで落車。
放送では落車シーンはなかったけれど、リタイヤだけが告げられていた。動画をみると意識はあったようだ。
その後、オーストラリア自転車連盟からの報告で、
「23歳の自転車競技選手ルーク・プラップ選手は、男子個人タイムトライアル中に雨天で転倒し、土曜日の夜にパリの病院で腹部手術を受けた。
プラップは最初のウェイポイントを通過した直後、20マイルのうち約14マイルでフェンスの下に滑り落ちた。彼の両親とオーストラリアのチームドクターも病院に付き添っていました。」
相当なダメージを受けたことは間違いない。ロードレースにルーク・プラップが出場できる可能性は低いと思われる。
落車さえなければ、トップ5入りは間違いない走りだったのに残念。オーストラリアは女子ではグレース・ブラウンが金メダルを獲得しており、明暗が分かれてしまった。
コメント