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ジロ最終タイムトライヤルで落車したレミ・カヴァニャが原因について語る 勝っていたかも

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Photo credit: Saturne on VisualHunt
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ジロ・デ・イタリア最終ステージは、個人タイムトライヤル。

後半は直線が多くタイムとイヤルスペシャリスト向きのコースだった。だが、ゴール前には90度のカーブもある。

第1計測ポイントを3位で通過していた、レミ・カヴァニャ(Deceuninck-Quick-Step)は後半凄いペースで追い込んでいた。

ホットシートに座って待っている、フィリッポ・ガンナはパンクでタイムロスしており、それが敗因になるのではないかと気が気でなかっただろう。

だが、レミ・カヴァニャはコーナーで落車してしまう。これについて、レミ・カヴァニャがゴール後に落車した理由について語っている。

 

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勝つチャンスがあった

こちらが落車の瞬間の映像

 

画像を確認すると、レミ・カヴァニャは33分8秒で落車している。フリッポ・ガンナが同じコーナーを通過した時には、タイム表示がなかった。

その後、コーナーを通過した後のガンナのタイム表示は33分12秒。

33分12秒の時、レミ・カヴァニャは落車から立ち直って、スタッフに押して貰っている時だ。つまり、レミ・カヴァニャは落車したコーナーまでフィリッポ・ガンナのタイムと同じくらいで走っていたことになる。

落車がなければ勝っていた可能性は高い。落車で身体も痛めているはずだし。

 

ゴール後のレミ・カヴァニャは

残念だ。全てのリスクを負い走っていたが、最終コーナーを忘れていた…。

速いペースで走って転んでしまった。バイクに戻ったが、その時点で他に何もすることがなかったので、本当に残念だ。

今日は勝つチャンスがあったと感じていたので悔しいが、ピッチですべてを尽くしたので、2位でフィニッシュできてがっかりしたとは言えない。

実に惜しい。

アドレナリンが出過ぎて、コーナーのことまで頭に浮かんでこなかったのだろう。

今年のレミ・カヴァニャは、運が悪い場面が多い。パリ~ニースでもタイムトライヤルでわずかなアクシデントが原因で0.83秒差で負けている。

クレルモンフェランのTGVとよばれるレミ・カヴァニャ。

次のレースは、6月17日のフランス選手権タイムトライヤルだ。その後、オリンピックにもフランス代表として出場するだろう。

この時こそ、落車などのないガチンコ勝負でフィリッポ・ガンナと戦って貰いたい。けっして、ガンナもロボットではないので勝てる可能性は高い。

次の対決を期待しておきたい。

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