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スーパープレスティージュ2023-2024第3戦ニール 泥沼を制したのは?

海外情報
Photo credit: patrick.verstappen on Visualhunt
この記事は約17分で読めます。

スーパープレスティージュ第3戦は二ール。普通ならば、それほど難しいコースではないかもしれないけど、この日は違った。

雨の二ールは、泥んこレースとなる。男子はエリ・イーゼルビットが第1戦・2戦を制しており3戦目も制するかに注目となる。

 

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第3戦ニール

コースマップ photo Superprestig

 

コースには、ニールの真珠と呼ばれる洗濯板。また、ニールの壁と呼ばれる坂がゴール前にある。今週の雨のためにコースはドロドロ。大変な泥クロスとなっている。

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

優勝候補は、セイリン・アラマバード。手前は、マノン・バッカー。周回数は、コースの泥のために4周に減っている。

 

ファーストコーナーは、マリン・シュライバー。

 

マリン・シュライバーがいいペースで駆け抜ける。

 

マリン・シュライバー、セイリン・アラマバード、アンネマリー・ワーストと続く。

 

なんと、マノン・バッカーはフェンス外に落ちてしまった。すぐに復帰。

 

サンドボックスをマリン・シュライバーは先頭で降りずに駆け抜けた。

 

はやくも、3人が抜け出したか。

 

アンネマリー・ワーストも、膝まで泥で埋まってしまう状態。

 

こちらは足が抜けないので、シューズを脱いでいる。

 

 

マリン・シュライバーがバイクピットに入る場面で、セイリン・アラマバードが前に。

 

マリン・シュライバーがポールにぶつかってしまう。ここで差がついた。

 

マリン・シュライバーは、3位に後退。

 

残り2周

2位のアンネマリー・ワーストが1分2秒差で通過。すでに勝負はついたか。

 

2位はアンネマリー・ワースト、3位にマノン・バッカー。

 

泥の登りを上がるのは、トップを走るセイリン・アラマバードでも至難の業。

 

残り1周

セイリン・アラマバードは残り1周に。

 

2017年から2019年まで世界王者のサンヌ・カントがマリン・シュライバーを抜いて5位に上がってきた。

 

アンネマリー・ワーストは、派手に滑って後ろからきたチームメイトのアニエク・ファンアルフェンに抜かれる。

 

マリン・シュライバーが下りで大落車。もう泥だらけだ。

 

アンネマリー・ワーストは、またも滑ってしまう。今日は泥で走れていない。

 

セイリン・アラマバードは、圧倒的な勝ち方。レベルが違うと言った感じか。今季2勝目、ニールでは2年連続の勝利だ。

 

2位には、アニエク・ファンアルフェンが入った。

 

リザルト

セイリン・アラマバードのコメント

とにかくタフだった。周回数が少なかったので、いかにゆっくり走ったかがわかる。でも、とにかく楽しかった。滑ること、自分がどこを走っているのかわからないこと。とにかくクールだと思った。

序盤で差をつけましたね。

後ろで何が起こったのかわからないけど、オフになってしまって、走り続けるしかなかった。そうしたんだ。ギャップもすぐに大きくなった。あとは自分のペースで走るだけだった。まだあちこちにハプニングやスリップがあったけど、まっすぐ走り続けた。

ちろん意図的なものではなかったが、あのような結果になってとてもうれしい。一時はバイクの上を這っていたよ。本当に蒸し暑かった。トラックの中を走り、左右のリボンに滑り込むのではなく、その中に留まっていることを望んでいた。

コースには、泥の中の急な下り坂もありましたね。

あれはとにかくお尻がつった状態だった(笑)。幸運だった。マリン・シュライバーが上を越えたという話も途中で聞いた。でも、それが一番早かったんだ。

デンデルモンド・ワールドカップのスタート地点に立ちますね。その時、今日の努力を感じるだろうか?

わからない。とにかく3周は走ったけど、最後の1周は明日を楽しみにゆっくり走った。十分に回復して、明日また気合を入れ直したい。

 

アニエク・ファンアルフェンのコメント

とてもうれしい。特にスタートが悪かったからね。だんだんリズムが良くなってきた。タフなレースだったから、他の選手たちがミスをし始めたことに気づいたんだ。

ミスをしなかったから、うまくペースをキープすることができた。だから2位はすごくうれしい。バーなしでも表彰台に上れたんだから、とても誇りに思う。

しばらくの間、マノン・バッカーと3位争いを演じてましたね。

誰かが自分のホイールについていて、同じラインを走ることができたとき、誰かを引き離すのはとても難しかった。

だからマノンには、アンネマリーのところに連れて行かれないように少し気をつけなければならなかった。そのことは少し考えなければならない。でも、彼女もミスをし始めていることに気づいたから、チャンスをつかんだんだ。

セイリンが独走しましたが、彼女には近寄りがたかったのだろうか?

実際、彼女のことはまったく見ていなかったから、そう思う。彼女のリードの大きさを見ると、彼女が超強いことがわかる。スタートが良ければ1周はついていけたかもしれないが、それはわからない。

日曜日にはすでにデンデルモンデ・ワールドカップが待っている。明日はどうだろう?

そうだね。できる限り回復するために全力を尽くすつもりだけど、とにかく脚にきている。でも、クロスに乗ろうが乗るまいが、どちらにしてもタフになる。

 

アンネマリー・ワーストのコメント

ちょっとミスが多すぎたかな。とてもトリッキーなラップだった。コースが見えなかった。水たまりの下に何があるか見ていたんだ。私は必ずしもリスクを冒したわけではなかったけれど、突然そこに横たわっていたのよ(笑)。

4周でしたが、十分でしたか?

本当にひどかった。ペースはとても遅かった。4周で十分だった。

ワーストとアルフェンの間に協力関係はあったのか?

この周は一人一人が自分のために走った。とてもタフで、走らなかった。自分でラインを選ぶしかない。どれくらい深く走ったかって?本当にタフだった。とても緩慢なクロスだった。加速できないし、ワンペース。今はそれが難しい。もっとターンオン、テクニック、テンポの加速が欲しい。これはそうではなかった。

明日はたくさん走ることになると思う。ここ数週間は雨が多かったから、クロスの動きも鈍くなるだろう。今は休養して明日に臨むことになるだろう。

 

Rnk Rider Team Time
1
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Alpecin – Deceuninck 0:42:11
2
 VAN ALPHEN Aniek
Cyclocross Reds 1:04
3
 WORST Annemarie
Cyclocross Reds 1:21
4
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 1:40
5
 CANT Sanne
Crelan – Corendon 1:55
6
 NORBERT RIBEROLLE Marion
Crelan – Corendon 2:16
7
 SCHREIBER Marie
Team SD Worx 2:26
8
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 2:39
9
 BARONI Francesca
Hubo – Remotive 3:01
10
 FRANCK Alicia
De Ceuster – Bonache 3:27
11
 VERDONSCHOT Laura
De Ceuster – Bonache 3:41
12
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 4:11
13
 ROCHETTE Maghalie
  4:31
14
 ZEMANOVÁ Kristýna
Brilon Racing Team MB 5:02
15
 BROUWERS Julie
Circus – Reuz – Technord 6:26
16
 SELS Loes
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 7:41
17
 VAN DE STEENE Kim
Never Give Up by Jolien Verschueren 7:59
18
 LANGENBARG Puck
WV Schijndel 10:00
19
 DEVIGNE Camille
AWOL O’Shea 10:13
20
 KALLESTRUP Sara Aaboe
  10:16
21
 HURTELOUP Adèle
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 10:49
22
 STRATHDEE Ishbel
  11:07
23
 DE BRUYCKERE Xenna
  11:34
24
 SCHEVENELS Lies’l
De Ceuster – Bonache 12:00
25
 MARASCO Margot
 
26
 ZWAENEPOEL Tessa
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT
27
 COOGAN CISEK Corey
 
28
 DE CUYPER Emily
 
29
 LALLY Roisin
 
30
 DHONT Kiona
 

 

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男子エリート

さあ男子エリートのスタート。

 

スタートダッシュは、いつものようにラース・ファンデルハールが速い。

 

洗濯板をラース・ファンデルハールがトップで通過。

 

ラース・ファンデルハールがスタートから飛ばしている。

 

ラース・ファンデルハールが先頭をひた走る。

 

エリ・イーゼルビットが先頭に。

 

後方でラース・ファンデルハールが派手にこける。

 

エリ・イーゼルビットが先頭。

 

ここで、ヨリス・ニューウェンハイスが前に出た。

 

二人が少し抜け出す。

 

残り6周

ヨリス・ニューウェンハイスとエリ・イーゼルビットが抜け出してゴールラインを通過。

 

ヨリス・ニューウェンハイスは好調だ。

 

3番手はローレンス・スウィーク。

 

ローレンス・スウィークは泥で滑ってしまう。

 

残り5周

二人は後続を引き離し始めている。

 

エリ・イーゼルビットが先頭に出た。

 

それにしても、今日のヨリス・ニューウェンハイスは好調だ。これだけ厳しいレースでトップ争いとは。

 

残り4周

二人はローレンス・スウィークを9秒引き離して通過。

 

上からラース・ファンデルハールが落ちてしまう。

 

少し止まっていたけど、どうやら肩を脱臼して自分で戻したようだ。なんたる精神力!

 

ローレンス・スウィークが追いつきそうに見えたけれど、また離されたか。

 

エリ・イーゼルビットが先頭で飛ばしている。

 

残り3周

3位のローレンス・スウィークを14秒引き離して通過。

 

エリ・イーゼルビットは、前でプレッシャーをかけるがヨリス・ニューウェンハイスは離れない。

 

残り2周

2017年の世界選手権U23王者のヨリス・ニューウェンハイスは、2秒差をつけてフニッシュラインを通過。

 

これは、ミスをすると勝負が決まってしまいそうだ。

 

3位にスペイン王者のフェリペ・オルツが上がった。ローレンス・スウィークは、落車したのか肩が真っ黒。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが勝負をかけているか。飛ばしている。

 

ヨリス・ニューウェンハイスがエリをひきはし始めた。

 

残り1周

洗濯板をエリ・イーゼルビットは乗ったままクリアー。ここで差をつけた。

 

さらに、バイク交換でヨリス・ニューウェンハイスは、乗ったのだけど、降りて歩いてしまった。これは痛い。

 

エリ・イーゼルビットがヨリス・ニューウェンハイスを突き離す。

 

すでに6秒引き離した。

 

ヨリス・ニューウェンハイスは、善戦したがここまでか。

 

ティボー・ネイスはどうしたのか。バイク交換のバイクがないのでドロドロのバイクでコースに戻る。その後も、バイクを押したり。これは残念。

 

エリ・イーゼルビットがスーパープレスティジュで3連勝を飾った。

 

ヨリス・ニューウェンハイスは、バイク交換からの歩きで差を付けられてしまったが、エリートでの2位は今シーズン初だ。

 

3位はスペイン王者のフェリペ・オルツ。表彰台獲得でガッツボーズでゴール。

 

リザルト

エリ・イーゼルビットのコメント

とても良い感触があったが、ヨリスはとても強かった。最後から2周目のラップで試してみたかったが、彼は本当にミスをしなかった。

最終ラップでは、あのバンプの先頭にいることが重要だとわかった。そこで私はオール・オア・ナッシングでプレーし、ギャップを開けようとした。それはうまくいった。でも、もっと深くまで行かなければならなかったんだ。

結局何が違いを生んだのでしょうか?

驚いたことに、泥の中での方が得意だったと思う。何かスタンプが貼ってあった。彼は上り坂のランニングレーンでははるかに優れていた。そこで自分は一歩を踏み外し続けた。いつも私の身長より少し上くらいだった。

でも全体的にはかなり安定したペースを保てたので、最後には少しスピードを上げることができた。彼が加速したときは少し苦労したが、何度も加速すれば自分にとって有利になるとわかっていた。

実際、シーズンを通してコンディションは良好だった。スーパープレスティージュで3つ中3つを獲得できてとてもうれしい。夢のようなスタートだ。

現在、スーパープレスティージュで14ポイントのリードを保ってますね。

それはかなり多いですね。残りの人たちが何をしたかは分からないが、後ろにスウィークとオルツが見えた。残りの人たちの様子はあまり見えなかった。

他のカテゴリーと同様に、スーパープレスティージュも私にとって大きな目標なんだ。良いスタートを切れば仕事は半分になる。

日曜日にはワールドカップに臨むことになりますが。

今週は一試合一試合しっかりやっていこうと決めた。最近の試合ではそれについて十分に考えていなかったことがあったので、楽しむように努めているし、楽しみを取り戻したいと思っている。今日は楽しかった。それもカッコいいですね。

 

2位のヨリス・ニューウェンハイスのコメント

これまでのシーズン全体は少し変化があった。ある瞬間はとても良かったのですが、次の瞬間には全くダメでした。シーズンが始まる前は本当に高いレベルにあった。

しかし、状況により、ここ数週間は物事がうまくいかなかった。ようやくそれが世に出ることができてうれしい。

なぜ今になって突然機能するようになったの?

正直に?わかりません。次の期間に向けて再び乗り越えるために、一週間かなりハードにトレーニングした。実はこの週末を狙っていたわけではなかったが、すべてがうまくいった。

背中がしっかり持ちこたえてくれたので、とても助かった。このコースも私には合っていたと思う。テクニカルだけどタフでもある。

最終的に優勝したエリ・イーゼルビットも、あなたが自分よりも良い走りをしたことを示してました。

ああ、そうそう、私も去年はそれに関してたくさんのトレーニングをしてきた。通常、ワールドツアーではロードレースをすべて走り続けなければならないが、私は一年中走り続けた。

走ったことが自分にとって有利だったと思う。でも、背中が協力してくれないと、それもうまくいかない。だから今はすべてがうまくいった。

最終ラップでトランジションポストで何かがぐらつき、エリを放出せざるを得なくなったようですが。

それだけではなかった。結局、彼は遠くまで運転することにもなった。私は 1つのペースをうまく処理できるが、エリがスピードを上げると、まだついて行くのが困難だ。

私は勝てると信じていた。私たちは最終ラップまで一緒に座っていたが、私がしばらく引き離したとき、彼が本当に苦戦していることにレース中ずっと気づいた。

しかし、私が言いたいのは、彼は本当に最終ラウンドをやり遂げることができる殺人者の一人であるということだ。私はまだそれを持っていない。

 

3位のフェリペ・オルツのコメント

私は非常に満足している。少し前までは、スペイン人ライダーにとってスーパープレスティジュで表彰台に立つことは考えられなかった。今、私たちはここにいる。これは素晴らしいことだ。

クロスの入り始めの感触はとてもよかった。中盤でタイヤが2本パンクしてしまったが、その後はローレンス・スウィークのホイールに戻ることができた。最後の部分では、物事は再び非常にうまくいき、表彰台の座を守ることができた。

 ニールはぬかるみのコースでペースも遅かったようですが。

速いラップよりも遅いラップの方が好きだ。でも、普段はテクニカルコースの方が好きなんだ。今日はとても泥だらけで重かった。でも、いい感触はあったし、その後はもっと良くなるよ。

ワールドカップにも出場する予定だが、まだそれについては?

明日は明日の風が吹く。今日はこれを楽しみたいと思う。これは私にとって非常に重要だ。

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Bingoal 15 1:03:45
2
 NIEUWENHUIS Joris
Baloise Trek Lions 14 0:16
3
 ORTS Felipe
Burgos-BH 13 0:41
4
 SWEECK Laurens
Crelan – Corendon 12 1:06
5
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 11 1:11
6
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin – Deceuninck 10 1:18
7
 MASON Cameron
Cyclocross Reds 9 ,,
8
 MEEUSSEN Witse
Crelan – Corendon 8 1:44
9
 KUYPERS Gerben
Circus – Reuz – Technord 7 1:53
10
 KUHN Kevin
Circus – Reuz – Technord 6 1:54
11
 KAMP Ryan
Pauwels Sauzen – Bingoal 5 2:14
12
 ADAMS Jens
Athletes for Hope 4 2:19
13
 LOOCKX Lander
TDT-Unibet Cycling Team 3 2:26
14
 MICHELS Jente
Alpecin – Deceuninck 2 3:30
15
 AERTS Thijs
Circus – Reuz – Technord 1 3:41
16
 BAESTAENS Vincent
Spits CX Team   3:58
17
 VAN DE PUTTE Victor
Deschacht – Hens – Maes   4:14
18
 FERDINANDE Anton
Deschacht – Hens – Maes   4:37
19
 HENDRIKX Mees
Crelan – Corendon   5:13
20
 MEEUSEN Tom
Athletes for Hope   5:21
21
 CHILTON Ben
    6:00
22
 SOETE Daan
Deschacht – Hens – Maes   6:04
23
 VANDENBERGHE Viktor
Pauwels Sauzen – Bingoal   6:29
24
 VERVOORT Wout
Stageco Cycling Team   6:33
25
 DE VET Sander
    6:46
26
 VAN DEN BROECK Arno
    7:01
27
 NYS Thibau
Baloise Trek Lions   7:09
28
 DE BRUYCKERE Kay
Pauwels Sauzen – Bingoal   7:22
29
 VAN DEN BOER Seppe
Baloise Trek Lions   8:00
30
 DE MOYER Kenay
Pauwels Sauzen – Bingoal   8:18

 

 

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