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Canyon ZCCがVerve Cyclingと提携してデジタルドーピングの撲滅を目指す

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Photo canyonzcc instagram
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Canyon ZCCは、2019年1月にZwiftなどのデジタルプラットフォームを介してのみ競争する世界初のeRacingチーム。

Canyon ZCCはCeramicSpeedと3月に提携したばかり。

 

今回は、パワーメーターのメーカーであるVerve Cyclingとのパートナーシップを発表した。 

 

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Verve Cyclingとの提携で目指すもの

Photo canyonzcc instagram

Verve Cyclingとのパートナーシップは、パワー測定とレース後の分析のための単なるツールだけではない。

 

このコラボレーションの目的は、デジタルレース中の機器のキャリブレーションとデータの透明性に関する先例を設定すること。つまりデジタルドーピングの撲滅を目指す先例となることだ。
 

Zwiftなどのパワーについてプロライダーもおかしい部分があると言っている。トーマス・デヘントは最初のZwiftレースで締め出された。おかしいパワーだと勘違いされたのだ。

 

トム・デュムランは、キャリブレーションと体重登録が結果に影響を与える可能性があるとして、バーチャルレースを信用していない。

 

自宅から行う場合には、機器の統一が出来ないので仕方ないことではあるけれど。

こういった問題をCanyon ZCCはeRacingチームとして解決したいと思っているのだ。

 

Verve CyclingとWahooで統一

https://shop.vervecycling.com/collections/infocrank/products/infocrank%C2%AE-110bcd-m30

Verve InfocrankのInfoクランク Photo vervecycling

Canyon ZCCはWahoo Fitnessとも提携しており、WahooのトレーナーにVerve CyclingのVerve Infocrankを組み合わせることでデータセットの統一を図る。

 

Verve CyclingのVerve Infocrank

Photo vervecycling instagram

パワーメーターの場合、温度はひずみゲージに影響を与え、読み取り値を混乱させる。

スパイダー、ハブ、またはクランクベースのパワーメーターは、アルゴリズムを使用してこれらのエラーを補正している。

しかし、Verve CyclingのVerve Infocrankは、複雑な計算に依存することなく問題を排除するために特別に設計されており、ゼロ調整を行う必要もないというのだ。

Verve CyclingのVerve Infocrankについては公式サイトでご覧ください。

 

 

意図的であろうとなかろうと、機器のキャリブレーションが不十分であるため、デジタルドーピングはレースの結果に大きな影響を与える可能性がある。

また、ZwiftとZwiftPowerの両方に疑わしいライダーを発見して排除する手段がある一方で、Canyon ZCCチームは、データの正確性を先導したいと考えている。

チームとして統一するのは良いけれども、一般ユーザーの場合には同じ機器や指定された機器などを揃えることは難しい。

今後も発展していく為には、危機に関する基準なども必要になってくるだろう。それを先導してくれるのは良いことだ。

 

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