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二つの初めてを達成したマイケル・ウッズは山岳賞に狙いを定める

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今回のツールでアグレッシブな走りを見せているライダーの一人がマイケル・ウッズだ。

マイケル・ウッズは、第1ステージの2度のクラッシュで154位からのスタート。初日に総合への道を諦めないといけないというのは本人にとってもチームにとっても厳しい。

その後第8ステージで逃げにのり、ステージ3位と山岳賞ではワウト・プールスに続いて2位となる。

そして、第14ステージでは、ワウト・プールスと再び激突。激しい山岳ポイント争いでついに山岳賞トップに立った。

 

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二つの初めての山岳賞

 

マイケル・ウッズはカナダ人で初めてのツール山岳賞獲得。元々ランナー出身だった、マイケル・ウッズは20代後半からバイクを始めた超遅咲きのライダーだ。

プロへの道には、Israel Start-Up Nationのイスラエル系カナダ人の億万長者シルヴァン・アダムスも大きく関係している。

 

チームにも恩返しが出来たし、カナダ人が山岳賞を取るこという快挙も実現した。

さらに、マイケル・ウッズはIsrael Start-Up Nationに初めてツール・ド・フランスで分類ジャージの獲得も達成した。

これまで、ジロ・デ・イタリアでリック・ツァベルが2020ジロ・デ・イタリア第1ステージの個人タイムトライヤルで山岳賞を獲得したことがある。

だが、ツールで山岳賞は初めてのことだ。マイケル・ウッズは、第15ステージ以降、パリまで山岳賞をキープすることを目標に走る。

ライバルだった、ナイロ・キンタナはチームメイトのワレン・バルギルが落車でスタートしておらず、平地ではコナー・スウィフトがアタック合戦のトップを走っていた。

さらに、ナセル・ブアニも落車の影響で最後尾付近をティム・デクレルクと走っており、ナイロ・キンタナはアシスト不在の状態で走らざるを得なかった。

残るライバルは、ワウト・プールスだろう。Bahrain Victoriousは山岳アシストも揃っており、マイケル・ウッズよりもアシストの点では上回っている。

まずは、ピレネーの山岳で再び逃げに乗って山岳ポイントを積み重ねないといけない。山岳賞を取るにはタフであることも必要だ。

山岳賞争いの行方にも注目しておきたい。

 

 

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