EF Pro Cyclingは、UCIおよびサイクリング内の他の重要な組織に手紙を送り、ジロ・デ・イタリアの2回目の休息日の後にレースを終了するように要求。
だが、この申し出をUCI(国際サイクリングユニオン)は拒否した。
すでに3人のライダーがコロナ陽性反応でレースを去っており、2チームもジロから撤退。
さらに、ジロの電動自転車レースのイベントで動員された警察官17人からもコロナが出ている。
停止要求の内容
To give this some color: We aren’t threatening to leave. Just making a suggestion that we feel is correct given the situation. We’d rather race all the way to finish in Milan. And if the next round of tests show it’s safe to do that; we will. https://t.co/9fhOFstdQe
— Jonathan Vaughters (@Vaughters) October 15, 2020
EF Pro cyclingは次のように述べている。
レース自体とワールドツアー全体の両方で、ジロを早期に終了するのが賢明だ。さらに多くのポジティブなコロナ症例が明らかになることが予想される。
明確な方法で停止したほうがよいでしょう。そうしないと、チームはジロから撤退するすることになる。
その他を簡単にまとめると
- 休息日の前に追加の検査要求
- スタートとゴールでのチームパドックの完全な密閉
- ホテルのチームの安全強化
推定陽性率は2%あり、無症状の人も多いので危険であると述べている。
EF Pro cyclingは具体的に、2回目の休息日の前に2回のPCRテストを行うことを提案。休息日の前に陽性反応が出た場合には、第15ステージでレースを停止する必要があると言う。
UCIは拒否
UCIは、私たちは今、協力しなければいけないと答えている。
サイクリングシーズンを良い方法で終わらせることは挑戦であると認識しているが、これを行うには、加速して協力する必要がある。
UCI会長のDavid Lappartientは、休息日の大規模なコロナテストに加えて、全てのライダーが10月15日と16日にも追加でテストされることを発表。
この結果を受けて、レースの続行の可否を判断する。ただ、わかっていることは、一人でもコロナ陽性反応が出た場合、EF Pro cyclingチームは撤退するということ。
結果については、まだ情報がないが第13ステージのスタート前にはわかるはずだ。
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