2023ロード世界王者となったマチュー・ファンデルプールと、東京オリンピックMTB金メダリストのトム・ピドコックが揃って、8月10日のMTBショートトラックに出場することが決定した。
MTBクロスカントリーと違い、ショートは20分間のスプリントレースだ。
予選なしで出場OK
Only smiles at the start! 😁
Wait and see if we have the same in Glasgow, 217,1 KM later… 👀
Good luck guys! 🍀#AlpecinDeceuninck #GlasgowScotland2023 🌈 pic.twitter.com/ddZKmN1PLJ
— Alpecin-Deceuninck Cycling Team (@AlpecinDCK) August 6, 2023
実は、火曜日にショートトラックのワールドカップの予選が行われる予定だったが、予選を行う選手が少なかったため、そのレースはキャンセルされた。
その結果、ショートトラックに出場登録した全選手が自動的に決勝からスタートすることになる。
ロードで世界タイトルを獲得した後、マチューはすでに予選通過の可能性を公言していた。しかし、予選が行われないことが決まった今、ファンデルポールが木曜日に出走する可能性が出てきた。
「ステータスは昨日と変わらない。登録されているからスタートリストに載っているのであって、そうでなければまったく乗れないのです」とオランダスポーツ協会KNWUは付け加えている。
マチューは、すでに火曜日にはグレントレスの森のコースで偵察を行っている。数日MTBに乗っただけで、どこまで走れるだろうか。
マチューは、ポイントがないので最後尾からのスタートとなる。
トム・ピドコック INEOS Grenadiers
東京オリンピック金メダリスト、欧州MTB王者のトム・ピドコックもショートトラックから出場。当然、クロスカントリーにも出てくる。
トム・ピドコックの場合には、ツール・ド・フランスを総合13位で終えており、すでに休養も十分と思われるのでベストに近い状態に望んでくるのでは。
当然、来年のパリオリンピック連覇に向けてポイントを稼いでくるだろう。
なお、Jumbo-Vismaのミラン・ファーダーは世界選手権に病気のために出場しないことが発表されている。パリ五輪に向けて、オランダのMTB出場枠を獲得するために、マチュー・ファンデルプールにも関わってくる話だ。
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