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ミラノ~サンレモのポッジオの最速タイムはタデイ・ポガチャルによって更新されたのか?

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Image by Hiob315 from Pixabay
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2024ミラノ~サンレモは、ゴールタイムが6時間14分44秒。

平均速度は過去最速の46.11km/hだった。では、勝負をきめる二つの峠、チップレッサとポッジオでの記録をどうだったのだろうか。

昨年は、マチュー・ファンデルプールがポッジオの記録を27年ぶりに更新していた。

 

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チップレッサの記録

 

最後から2番目にあるチップレッサ。実は、UAE Team Emiratesの計算では、ここを9分でクリアーすることになっていたそうだ。

これまでの最速記録を大幅に短縮する力がチームにあると考えていたことになる。多分、コースで練習もしているはず。

UAE Team Emiratesは、目標には届かなかったけれど、過去2番目の記録。

  1. 1996:5,7 km@4,1%—9:19—average speed 36.71 km/h(Colombo-Gontchenkov)
  2. 2024 5,7 km@4,1%—9:26—average speed 36.25 km/h(40 riders peloton)
  3. 1999:5,7 km@4,1%—9:28—average speed 36.13 km/h(Marco Pantani)

 

横風の影響もあったのかもしれないけれど、アイザック・デルトロが途中で切れて、ティム・ウェレンス一人となったのが痛い。これが次のポッジオで影響してくる。

 

ボッジオでの記録

 

ポッジオの登り始めは、Tudor Pro Cycling Teamが引き、Lidl – Trek、そしてUAE Team Emiratesのティム・ウェレンスが昨年同様に引きまくった。

9mの横風という情報だけど、歴代記録を昨年のマチューに続いて破っている。

  1. 2024年 –タデイ・ポガチャル、マチュー・ファンデルポール5:39 (39.29km/h)
  2. 2023年 –マチュー・ファンデルポール5:40 (39.18km/h)
  3. 1995年 – マウリツィオ・フォンドリースト、ローラン・ジャラベール 5:46 (38.5km/h)
  4. 2019 –ワウト・ファンアールト、ジュリアン・アラフィリップ、ミハウ・クフィアトコフスキ、オリバー・ネーセン、サガン、マッテオ・トレンティン、アレハンドロ・バルベルデ5:50 (38.06km/h)
  5. 1998 – アルベルト・エリ 5:51(37.95) km/h)
  6. 2020 –ジュリアン・アラフィリップ5:55 (37.52km/h)
  7. 2017 –ジュリアン・アラフィリップ、ミハウ・クフィアトコフスキペーター・サガン5:55 (37.52km/h)
  8. 2000 – ピーター・ファン・ペテヘム、ダヴィデ・レベリン、アンドレイ・チミル5:56 (37.42km/h)
  9. 1994 – ジョジオ・ファーラン 6:01 (36.90 km/h)
  10. 2001 – ミケーレ・バルトリ、ガブリエレ・コロンボ、ピーター・ファン・ペテヘム、ロベルト・ペティト、ダビテ・レベリン 6:02 (36.80km/h)

 

追い風でもないのに記録更新。しかも、続いて登頂した、フィリッポ・ガンナ、アルベルト・ベッティオル、マイケル・マシューズ、トム・ピドコック、ジャスパー・フィリップセン、ジャスバー・ストゥイヴェン、マッテオ・ソブレロ、ジュリアン・アラフリップも3秒遅れの5分41秒でクリアーしている。

これは、全員のレベルが上がっているのを物語っている。

 

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