2022年にミラノ~サンレモを勝利したBahrain Victoriousのマテイ・モホリッチ。
今回は、ドロッパーシートポストは使わないと最初から明言していた。
それでも、ポッジオの下りでは、前を走るタデイ・ポガチャルとマチュー・ファンデルプールにおいつき、アタックもかけている。
最後のスプリントでは6位に入る好走をみせている。だが、これもBahrain Victoriousのバイクが守られたからだ。
それに一役買ったのが、ソンニ・コルブレッリだ。
犯人を追う
Sonny Colbrelli verhindert diefstal bij Bahrain Victorious vlak voor Milaan-Sanremo: “Met de fietsen op onze kamers geslapen” https://t.co/yzNA6WuqQq pic.twitter.com/lvvdt9cuOO
— Sporza 🚴 (@sporza_koers) March 16, 2024
ソンニ・コルブレッリは、2021パリ~ルーベの覇者。これからという時に、2022ボルタ・ア・カタルーニャ第1ステージのゴール後に心臓発作で倒れている。その後、除細動器を埋め込み引退となっていた。
コルブレッリは、チームが滞在していたカサリーレホテルに暴漢グループが侵入を試みたとソーシャルメディアで発表した。
「昨夜、私たちがホテルのホールにいたとき、誰かが『バイクだ!』と叫ぶのが聞こえた。それは我々のバイクだ!』と彼は言った。
それはボクサーパンツを履いたバスの運転手で、人々が自転車を盗もうとしているのを見ていたんだ。
外に出ると10人ほどの若者がいた。ある時点で、車が私にぶつかりそうになったが、私はそれを避けた。
それから私たちは彼らを追いかけ始め、私も森の中まで追いかけた。彼らは車で逃げたが、私も車に乗って猛スピードで追いかけた。だが、捕まえることはできなかった。
結局、スタッフは部屋に 3 ~ 4 台の自転車を置いて寝ることになった。」
映画だったら、犯人から銃で撃たれるところだ。無理しないほうが良い。
ホテルが自転車が盗まれる事件があとを絶たない。2023年には、ツアー・オブ・スロベニアに出場していたEuskaltel – Euskadiが、レース当日の朝になってバイクが盗まれていることが発覚した。
そして、同日、バロワーズベルギーツアーに参加していたBaloise – Trek Lionsもバイクを盗まれ、レースには参加出来なかった。
フィリッポ・ガンナも2021世界選手権でトラックバイクを盗まれている。
もう、バイク保管はホテル駐車場の車の中ではなく、ホテルの部屋の中に置くしかない。廊下だと盗られますからね。
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