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2021グランプリ・ド・ワロニー ベルギーのワンデイレースを勝ち取ったのは?

海外情報
Photo credit: saigneurdeguerre on Visualhunt
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グランプリ・ド・ワロニーは、ベルギーのワロンヌ地方で行われるワンデイレース。

2020年の開催はコロナで中止。今年から1クラスからプロレースに昇格している。10日後の世界選手権の足かがリにするライダーも多い。

過去の優勝者は

  • 2019  クリスツ・ニーランズ
  • 2018  ジャスバー・スティーブン
  • 2017 ティム・ウェレンス
  • 2016 トニー・ガロパン
  • 2015 イェンス・デブシェール
  • 2014 グレッグ・ファンアーヴェルマート
  • 2013 ヤン・バークランツ
  • 2012 ジュリアン・シモン
  • 2011 フィリップ・ジルベール
  • 2010 パウル・マルテンス

パンチャーの勝利が多いが、今年は誰が優勝するだろう。

 

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エワイユ~ナミュール 208.1km

コースプロティール photo cyclismerevue

 

レースの最初の部分は、エワイユでのスタート後、ナミュールに向かう。スタート後すぐに登りだすので、逃げには登りの得意なライダーでないと脱落してしまうだろう。

後半には30kmのローカルラップを2周。

 

  1. ヒル1-28.2Km :コートドブルーム 2.9 km・7.1%
  2. ヒル2-40.9Km :コートドヴェルボモン 4.5 km・4.1%
  3. ヒル3-128.1Km :コートドワーナント 2.4 km・5.0%
  4. ヒル4-145.9Km :ティエンヌオピエール 3.4 km・4.7%
  5. ヒル5-167Km :ナミュールからの城塞/ルートデパノラマ 2.2 km・4.9%
  6. ヒル6-187.7Km :ティエンヌオピエール 3.4 km・4.7%
  7. ヒル7-208.1Km :ナミュールの城塞/パノラマルート 2.2 km・4.9%

 

ゴールプロフィール photo cyclismerevue

ゴールの登りも最初の1kmは石畳。とても厳しいものとなる。

 

各チームの主力ライダーは

  •  Israel Start-Up Nation ベン・ヘルマンス
  •  AG2R Citroën Team グレッグ・ファンアーヴェルマート、トニー・ガロパン
  •  BORA – hansgrohe パトリック・コンラット、エマヌエル・ブッフマン
  •  Cofidis, Solutions Crédits クリストフ・ラポルト
  •  EF Education – Nippo 別府史之、中根秀登
  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux タコ・ファンデンホールン
  •  Lotto Soudal ティム・ウェレンス
  •  Team DSM ティシュ・ベノート
  •  Team Qhubeka NextHash ヴィクトール・カンペナールツ、ジャコモ・ニッツォーロ

 

今回、BORA – hansgroheは特に強力で、上記の二人意外にも、ニルス・ポリッツ、イーデ・シュリングとメンバーが良い。誰をエースとして走るのだろう。

 

逃げは3人

少し曇り空だけど、降ってはこないようだ。

 

逃げには、ワールドチームからラりー・ワーパスが乗っている。

  1. ローレンス・ワーバス(AG2R Citroën Team)
  2. Jens Reynders (Sport Vlaanderen-Baloise)
  3. Laurenz Rex (Bingoal-Pauwels Sauzen-Wallonie-Bruxelles)
  4. Matthew Riccitello (Hagens Berman Axeon)

 

 

タイム差はあまり、与えられず2分台しかくれない。

 

下りカーブで、Lotto Soudalの4人のライダーが落車。ステフ・クラスは走れそうもない。

 

ステフ・クラスは今回エースナンバーをつけていたけど、リタイヤになりそうだ。

 

逃げていた、ローレンス・ワーバスは集団に戻った。

 

残る二人は更に攻撃を続ける。しかし、集団はすぐ後ろだ。

 

集団が迫っても頑張ってアタックをかける。

 

だが、二人も残り69.8kmで捕まってしまう。

 

Team DSMのティシュ・ベノートは集団後方にいる。まだ勝負は先だ。

 

イーデ・シュリング(Bora-​​Hansgrohe)のアタックにミヒャエル・ゴグル(Qhubeka-NextHash)とマキシム・ファルジルス(Lotto-Soudal)が反応する。

様々なアタックがかかるが、ことごとく潰されてしまう。

 

とても良いメンバーが前に出るが、これも捕まってしまう。まあ、逃がしてくれる訳もない。

  1. Tiesj Benoot(DSM)
  2. Victor Campenaerts(Qhubeka-NextHash)
  3. Andreas Kron(Lotto-Soudal
  4. Christophe Laporte(Cofidis)
  5. Nils Politt(Bora -Hansgrohe)
  6. RémyRochas(Cofidis)
  7. Rasmus Tiller(UNO-X)
  8. Sep Vanmarcke(Israel Start-Up Nation )

 

今度はニルス・ポリッツがアタックをかける。ヴィクトール・カンペナールツが反応するが、この危険な逃げも潰される。

 

こうなると、もうゴールまで逃げることは不可能だろう。

 

ヴィクトール・カンペナールツが登りでアタックをかけるが、逃げれない。

 

下りで前と割れているけど、見えているので大丈夫だろう。

 

ヴィクトール・カンペナールツがまたもアタック!

少し離れるが決まらない。何度アタックをかけるのだろう。

 

ロットのトッシュ・ファンデルサンドも仕掛けるが決まらない。

 

アルケア・サムシックのワレン・バルギルも前に出てくる。

 

二人が下りで少し抜け出す。

 

だが、あっと言う間に捕まってしまう。

 

ミヒャエル・ゴグル(Qhubeka-NextHash)がアタックをかける。しかし、これも捕まる。誰がかけても無理のようだ。

 

残り5kmを切っており、これはゴールの登りで勝負だ。

 

残り3kmでAlpecin-Fenixのジャンニ・フェルメルシュがアタック!

 

少し泳がされている感じか。

 

カメラが後方を映している間にジャンニ・フェルメルシュは捕まってしまう。

 

アルケア・サムシックのライダーが前に出る。

 

アルケア・サムシック先頭でゴールへ。

 

Team Qhubeka NextHashのディミトリ・クレイス先頭に出る。

 

右から、ワレン・バルギル。中央から、クリストフ・ラポルトが出てくる。

 

クリストフ・ラポルトが伸びる!

 

きた~、クリストフ・ラポルトが勝利だ~!

これで今シーズン4勝目をあげた。来シーズンは、エリア・ヴィヴィアーニが移籍していなくなる。その代わりに、ブライアン・コカール(B&B Hotels p/b KTM)が移籍してくる。

だが、このような登りスプリントではクリストフ・ラポルトが絶対に役に立つ。レースによってすみ分けとなるはずだ。

 

こちらはラスト1kmからフル動画

 

リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 LAPORTE Christophe
Cofidis, Solutions Crédits 200 125 0:00:00
2
 BARGUIL Warren
Team Arkéa Samsic 150 85 ,,
3
 VAN DER SANDE Tosh
Lotto Soudal 125 60 ,,
4
 VERMEERSCH Gianni
Alpecin-Fenix 100 50 ,,
5
 GODON Dorian
AG2R Citroën Team 85 45 ,,
6
 TILLER Rasmus
Uno-X Pro Cycling Team 70 40 ,,
7
 KONRAD Patrick
BORA – hansgrohe 60 35 ,,
8
 VAN ASBROECK Tom
Israel Start-Up Nation 50 30 ,,
9
 BENOOT Tiesj
Team DSM 40 26 ,,
10
 CLAEYS Dimitri
Team Qhubeka NextHash 35 22 ,,

 

 

 

 

 

 

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