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Team Visma | Lease a Bikeは何故SPEEDPLAYを自費購入するのか?

機材情報
Photo credit: Jun Seita on Visualhunt
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通常、ワールドツアーチームはコンポーネントのスポンサーからペダルの供給も受ける。

Visma | Lease a Bikeの場合、コンポーネントのスポンサーは SRAM。SRAMは2021年にペダルブランドの TIMEを買収しており、本来であればチームはSRAM傘下のTIMEペダルを使用することが想像される。

 

しかし、チームはWahoo Speedplayペダルを使用することを選択している。

Wahooはチームのトレーナーやサイコンを提供しているが、ペダルに関しては「SRAM/TIMEとの競合」等の関係で、無償供給のスポンサー契約という形ではなく、チームが製品を自費購入している。

私もSPEEDPLAYを使用しているので気になっていた。

 

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なぜSpeedplayにこだわるのか?

 

多額の費用を払ってまでSpeedplayを使い続ける主な理由は、パフォーマンスと選手の好みだという。

まずSPEEDPLAYのメリットを簡単に書き出すと

  • 優れた空力性能(ペダルとクリートが一体化し空気抵抗を削減)
  • 低いスタックハイト(足裏と軸が近く、ダイレクトな踏み心地)
  • 細かい調整能力(フロート角などの設定が自在で、膝への負担が少ない)
  • 軽量性(システム全体として軽い)
  • コーナリングの優位性(ペダルが小さく地面と接触しにくい)

 

 

現代のロードレースにおいて、空気抵抗の削減は勝利への絶対条件となる。 SPEEDPLAY(特にエアロモデル)は、ペダルとクリートが一体化して滑らかな表面を作る設計になっている。

これにより、従来のペダルに比べて空気抵抗が小さく、最もエアロダイナミクスに優れたペダルの一つとされている。 わずかなワット数の節約が勝敗を分けるプロの世界で、この差は無視できない。

ヨナス・ヴィンゲゴーもタイムトライヤルで使用している。ただ、セッティングがむつかしく、チームに加入したヴィクトール・カンペナールツも苦労としたと言っている。

結局、Team Visma | Lease a Bike自体は何故SPEEDPLAYを自費で購入してまで使うのかということは公表はしていない。ただ、それに見合うメリットがあると考えているからに他ならない。

限界利益を追求するチームが使うSPEEDPLAY。やっぱりいいから使ってるんでしょうね。私はユーザーだからなんとなく嬉しいけど。

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