タデイ・ポガチャルとの史上まれにみるガチンコのモン・ヴァントゥ対決をしたヨナス・ヴィンゲゴー。
セップ・クスのリードアウトからアタックした、ヨナス・ヴィンゲゴーを前待ちしていたティシュ・ベノート、ヴィクトール・カンペナールツが引くという作戦通りの展開。
ゴールはわずか2秒ほど遅れたけれど、彼が世界最高のクライマーの一人であることを十二分にみせてくれた。
だが、ゴール後がいけなかった。ヨナス・ヴィンゲゴーが一瞬視界から消えたのだ。
落車で肩を
Big time Jonas today 💥
Quel spectacle de Jonas aujourd’hui 🇩🇰#TDF2025 pic.twitter.com/eHCnnlBGWy
— Tour de France™ (@LeTour) July 22, 2025
まず、肩を痛めた理由だけど、ヨナス・ヴィンゲゴーはゴール後にカメラマンにぶつかっている。インタビューでも肩を回している。
腕も少しみている。ひどくないことを祈るしかない。
ヨナス・ヴィンゲゴーのインタビュー内容
私の肩にぶつかってきたんだ。(左肩をグルグルまわしがら)
何が悪かったんでしょうか?
目の前にカメラマンがいた。正面にいた。彼が何を考えていたのかわからない。
痛いですか?
まあ、押されて倒れた。
今日のクライムについて何か話せますか?
ああ、今日は凄く気分が良かった。だから、今日の感触には満足しているし、自分が試みたアタックにも満足している。もちろん今日はタイムを稼げなかった。けど、今は凄くモチベーションが高まっている。
チームのコミットメントについてはどう思いますか?
私たちは逃げに誰かを入れたかったが、チームは今日本当に素晴らしい働きをしてくれた。誰もが、持てる力の全てを尽くして働いてくれた。
それで、皆から本当に良い反応を貰ったし、みんなにとても感謝している。
タデイ・ポガチャルの弱点をみたことがありますか? あなたは、彼の顔がどんな感じになっていたか知ってますか?
まあ、私が攻撃するたびにタデジは追いかけてきて、彼が攻撃すると追いかけた。でも、今のところ弱点が見当たらないですね。
しかし、少なくとも今日は気分が良かったので、少しはやる気が出たし、先ほど言ったように、これからもチャレンジし続ける。
そのうちに、ぶつかったカメラマンの映像が出てくるのだろうか。仕事とはいえ、真正面に立っていたらぶつかるのは当たり前だ。肩の痛みなど、全く持って厄介でしかない。
最高の戦いを見せてくれたヨナス・ヴィンゲゴーに感謝だ。
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