一瞬、背筋の凍る思いをしたのは見ていた方全員では。
タデイ・ポガチャルは、前走者のホイールに当たり左側に向けて落車。その後、縁石に向かって滑っていった。
最悪の事態も想定されたが。
落車の様子
もう無理かと思ったけれど、すぐにタデイ・ポガチャルは、立ち上がる。チェーンが外れており、Shimanoのニュートラルサポートがかけつけて治してくれた。
タデイ・ポガチャルは、すぐに走り出し遅れた選手たちのグループに混ざって追走。左肘からは流血しながらの走りとなったが、無事に集団復帰している。
タデイ・ポガチャルのコメント
縁石が近づいてくるのを見てショックを受けた。頭をぶつけるかと思ったが、幸いにも、縁石にぶつかる前に止まった。
少し痛みはあるが、何とか乗り越えられたので大丈夫だ。最初から最後まで少し混乱した一日だったが、落車後も待っていてくれたグループのみんなに感謝する。
ステージはほぼ終了していたが、彼らはタイムを稼ぐことができたはずだ。それほど大きくはなかったかもしれないが、挽回するには間違いなくリザーブパワーを使わなければならなかっただろう。
前方の皆さんのサポートに感謝する。
トビアスハラン・ヨハンネンセンは脅迫を受けポギが擁護
See you tomorrow 🫡 pic.twitter.com/gDkI7wthQt
— Tim Wellens (@Tim_Wellens) July 16, 2025
ぶつかったのはUno-X Mobilityのトビアスハラン・ヨハンネンセンだが、ネットでは批難されている。
トビアスハラン・ヨハンネンセンの投稿
タデイ・ポガチャル選手に起こったことを大変申し訳なく思っています。攻撃を追おうとしたのですが、近づきすぎていたと気づいた。
全員が右に寄るだろうと思っていたが、私のミスでした。改めてお詫び申し上げます。このような転倒事故の後、彼が可能な限り回復していることを願っています。
もちろん、もう一度、違うやり方でやりたいとは思いますが、できません。本当に辛い気持ちですが、受信箱に届くほどの脅迫を誰にも経験させたくありません。
本当に申し訳ない気持ちですが、同時に、たくさんの人からの憎しみも怖いです。本当に恐ろしいです。
ただ、タデイ・ポガチャルは、すぐに彼を擁護する動画をあげて「そういう人たちがやめてくれるといいな。ストレスなんてないよ。あれはレース中の出来事だった」とコメントしている。
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