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25歳で自転車を始め3年でアイルランド王者となりプロ契約を勝ち取った美人ランナー 

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photo imogencotter instagramより
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25歳で自転車を始めたイモージェン・コッター(Imogen Cotter)は2021アイルランド選手権ロードチャンピオンとなった。

そして、2022年からPlantur-Pura UCIプロチームと1年間の契約を結ぶ。これで彼女は、フルタイムのプロサイクリストとなる。

アマチュアから3年でプロとなった彼女の軌跡を追ってみよう。

 

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ランニングから

 

子供の頃からスポーティーで、8歳で地元のランニンググループから始め、その後水泳に転向。

10代前半を通して行い、16歳くらいからスピニングクラスを始めた。そこから、トライアスロンへの自然な進歩を遂げたが、再びランニングの世界に。

トラックで2つの国内タイトルを獲得し、クロスカントリーナショナルで2位を獲得。だが、アイルランド代表の声がかかると怪我をしてしまうという悪い循環に。

リムリック大学でスポーツと運動科学を学び、2016年に卒業。REPSフィットネスインストラクター資格も取得しており、コーチング業の仕事もしている。

2016年に大学を卒業したとき、少し迷いトレーニングのルーチンから外れてしまう。長い間経験したことのない本当に目標のない生活となる。

 

自転車との出会い

この時に、サイクリング・アイルランドがタレント・トランスファー・プログラムを開始。

これは、才能のあるアスリートから自転車選手を発掘するというもの。母はフライトを予約し、アイルランドに戻って試してみるように勧めた。

2017年3月に最初のテストを行った時には24歳に。

ワット出力は、全国チームの一員に選ばれるのに十分だったので、マヨルカのアイルランド代表トレーニングキャンプに参加。これでランナーとしての活動は完全に停止となった。

 

photo imogencotter instagramより

 

2018年3月、フルタイムでトレーニングするためにマヨルカに引っ越し。

競輪場で、トラックの全国プログラムでトレーニングを行っていた。だけど、資金もなく、食料品店や家賃などの非常に基本的なことを「ママとパパの銀行」に頼っていたので、順調なようだけど、ストレスの多い時期だったと。

しかし、2018年の目標だったヨーロッパトラック選手権の代表メンバーには選ばれなかった。

人生の岐路に立ち、自宅に帰りモップを持つか、他の場所に行ってフィットネスを行うか選択することに。

 

ベルギーへ

photo imogencotter instagramより

 

そこでベルギーに行って数週間バイクレースに挑戦することに。2018年8月に着いた途端、とても気に入いった。

この時には、パン屋でケーキにチョコを飾るバイトを朝4時から8時間行い、午後から自転車に乗る生活。

今振り返ってみると、選ばれなかったのは運命だったと思うと。

2019年にチームS-BikesBodhiと契約し、人生で初めてディスクブレーキとDi2を備えた新しいバイクを手にいれる。

2019年にロードレースシーズンを開始したが、経験がないために最初は歯がたたなかった。

だが、自分を限界まで追いやったことはすべて報われ、自分自身がプロトンの正面にどんどん近づいていくことに気づき始めた。2、3のソロブレイクアウェイ、2、3の攻撃を行い、アイルランド選手権で2位となる。

わずか1年でアイルランドのトップクラスになるまでに。だが、その後腕を骨折し、コロナもあり2020年はターボトレーナーの生活に。

 

Movistar E-Teamのメンバーに

photo imogencotter instagramより

 

2020年Zwift Academyの準決勝に進み、2021年にMovistar Team Challengeで、女性のメンバーとなる。

 

モビスターは2022年にグラベルチームを立ち上げる予定だったが、失敗しCANYON経由で、Plantur-Puraと契約することが出来た。

Plantur-Puraチームが作るアイルランドチャンピオンのジャージを彼女はまだ見たことがない。ベルギーのクラブチームでは、ワールドツアーレースを行うことは出来ないが、2022年には世界のトップレベルのサイクリストとレースが出来る。

28歳となるが、キャリアは少なく伸びしろは大きい。3年でプロとなるのはアイルランドのトップランナーだったことも大きいが本人の努力と才能も凄いと思う。

ランナーではアイルランド代表になれなかったが、サイクリストとしてアイルランドを代表する。彼女の夢がかなった来シーズンとなる。

 

 

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