レムコ・エヴェネプールは、ジロ・デ・イタリアでのリタイヤ以来初めて自らの声を上げた。
世界チャンピオンはソーシャルメディアを通じて最新の医療情報を提供し、「再びトレーニングする許可が出た」と述べ、イタリア人からの激しい批判に噛みついている。
自分は、人間であり、ロボットではないということを覚えておいていただきたいと。
精神的に苦しめられる
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レムコ・エヴェネプールは、第9ステージのタイムトライヤルが終わって3時間後の夕方に、コロナ検査で陽性反応を示している。
チームの判断は早かった。ジロ撤退だ。この早すぎるリタイヤ宣言でも、多くの意見が飛び交ったのは確かだ。これについて、初めてレムコがインスタでコメントを発している。
何から手をつけていいのか、判断に迷うところだ。
でも、まずはポジティブなニュースから始めよう。今日の健康診断の結果、トレーニングを再開し、新たな目標について考えてもよいという許可が出た。
ここ数日、僕を支えてくれた妻と両親にまず感謝しなければならない。また、私の身近な家族や友人たちも、本当によく私を支えてくれました!
また、チームメイトやSoudal – Quick Stepのチームメンバーにも感謝したいです!
そして、ジロを断念せざるを得なかったときの心境なんだけど。自分のまだ短いキャリアの中で、間違いなく最も困難な挫折の1つとなった。コロナの感染でレースを去るというのは、美しい物語になりえたかもしれないのに、とても残酷な結末だった。
このレースのために、6か月間、完璧な準備をしてきた。犠牲、雨の中の長い一日、家を離れての長い時間。すべてが計画通りに進んでいたのだが、スポーツとはそういうものだ。
浮き沈みは仕事の一部であり、自分はそれを全く問題なく受け入れることができる。受け入れがたいのは、レースを去ることになった後、自分が受けた偽物のネガティブなコメントだ。
私は隠れるタイプでもなければ、負けることを恐れるタイプでもない。だからこれは、そう考えている人たちのためにあるんだ。
最後の数日は、こうしたコメントのせいで、精神的にとても辛かった。しかし、自分はその瞬間をバイクに乗せて、次の目標やレースの準備をするつもりだ。
自分はロボットではなく、普通の人間であり、夫であり、息子であり、チームメイトであり、普通の感情を持った人間であることを忘れないでほしいと思う。
新しい目標を設定し、今までの美しいシーズンの第二部にする準備ができたことを、とても楽しみにしています。
それでは、またお会いしましょう。
レムコ 👊🏼
レムコが言うネガティブなコメントとは、コロナというのは嘘ではないかと言われたことだ。
落車の影響もあり、病気で力が落ちていたのは確かだろう。ベルギーでも、何故リタイヤしたのかと散々メディアで叩かれていた。休息日明けまで待ってから発表でも良かったのではないかなど。
レムコ・エヴェネプールは、これから世界選手権ダブルに注力していく。
現在のレーススケジュールは
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7月29日 クラシカ・サンセバスチャン
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8月6日 世界選手権ロード
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8月11日 世界選手権個人タイムトライヤル
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10月7日 イル・ロンバルディア
ブエルタ出場はない。もう証明する必要がないからだ。
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