タデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーのアルプス対決第2弾の第19ステージがコース変更に。
129.9kmから95kmと35kmも短縮。急な決定で、各チーム共に戦術変更を余儀なくされる。
アルベールヴィル~ラ・プラーニュ 129.9 km → 95 km
🚨 Changes to Stage 19 – Albertville – La Plagne
The discovery of an outbreak of contagious nodular dermatitis affecting cattle in a herd located specifically in the Col des Saisies has necessitated the culling of the animals. In light of the distress experienced by the affected… pic.twitter.com/yxpQLQVqBR
— Tour de France™ (@LeTour) July 24, 2025
主催者の投稿
セジー峠の牛群に伝染性結節性皮膚炎が発見され、淘汰が必要となった。
罹患した農家が経験した苦痛を考慮し、またレースの円滑な運営を維持するため、関係当局との合意のもと、第19ステージ(アルベールヴィル~ラ・プラーニュ)のルートを変更し、セジー峠への上りを回避することが決定された。
🚩 セレモニアルスタートは予定通りアルベールビル出口で行われる。7kmのパレードの後、選手はD925に向かい、そこで正式スタートが切られる。
その後、ボーフォール手前(当初の予定では52.4km地点)で元のルートに復帰する。
この変更により、セジー峠を大きく迂回することになるため、ステージ総距離は当初予定の129.9kmではなく、95kmとなる。
ᕝ その結果、ニュートラルゾーンでのスタートは当初の予定より1時間遅れの午後2時30分となる。
特定の家畜群で伝染性の家畜疾病が発生している。牛だ。農家は家畜を山腹から移動させざるを得なくなったので、これは仕方ない。

コースプロフィール photo letour.fr
当初は5箇所の山岳ポイントが予定されていた。

コースプロフィール photo letour.fr
上記から更に変更

コースプロフィール photo letour.fr
- スプリントポイント ヴィラール・シュル・ドロン
- 超級山岳 プレ峠 12.6km・7.7%
- 2級山岳 ロゼラン峠 5.9km・6.3%
- 超級山岳 ラ・プラーニュ 19.1km・7.2%
変更後のコースでは、スプリントポイントがなくなっていたが、追加された。これはジョナサン・ミランにとっては悪いニュースから、良いニューとなった。
ジョナサン・ミランは、332ポイント、タデイ・ポガチャルは257ポイントなので、最終ステージでタデイ・ポガチャルが1位だと50ポイント。微妙ですね。
セジー峠がなくなったことで、スタートから猛烈なペースとなりそう。Team Visma | Lease a Bikeが集団をけずり、UAE Team Emirates – XRGのアシストを落とすはず。

超級山岳 ラ・プラーニュ photo photo letour.fr
タデイ・ポガチャルは、また丸裸となるかもしれない。最後の超級山岳ラ・プラーニュで決戦となるが、ヨナス・ヴィンゲゴーが一矢報いるには早めのアタックが必要となる。
ただ、タデイ・ポガチャルのコンデションが悪くならない限り逆転は難しい。しかし、それでも先着することができれば…..。
コメント
いきなり超級で前待ち作戦は難しそうなので、ヴィスマアシスト総出のペースアップでヴィンゲゴー発射でしょうか。ただ、ポガチャルを振り落とせないと、ロズラン〜ラ・プラーニュ間の平坦区間で昨日と同じような展開になる可能性も。
多分コース変更で一番頭抱えているのは、山岳賞逆転の望みがほぼ絶たれてしまったレニマルでは…?
間違いなく最後の総攻撃でしょう。ポガチャルは振り落とせないでしょうけど、二人のガチンコの戦いが見れると面白そう。
レニー・マルティネスは、ステッキーボトルやってましたね。ちょっと山岳賞は厳しいでしょうね。
今公式サイトを確認したら、12.1km地点に中間スプリントが設置されるようです。ここまではリドルがコントロールするでしょうね。
情報ありがとうございます
修正しました。これでジョナサン・ミランのポイント賞は確実となりそうですね。