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2025 ジロ・デ・イタリア第2ステージ ワウト・ファンアールトのマリアローザの夢は消えたのか?

海外情報
UnsplashMarcos Paulo Pradoが撮影した写真
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ワウト・ファンアールトは、2022 ツール・ド・フランスでは第2ステージから第5ステージまでマイヨジョーヌを着用。グリーンジャージも獲得。

2024 ブエルタ・ア・エスパーニャでは第2ステージから第3ステージにマイヨロホを着用。イエロー、レッドとくれば、あとはジロ・デ・イタリアのピンクのマリアローザを着れば夢がかなう。

ジロ前に、ウイルス感染でトレーニングができなかったといいながらも、第1ステージでマッズ・ピーダスンに肉薄するステージ2位。

誰もが、第2ステージでマリアローザを奪うと希望を持たせてくれたワウト・ファンアールト。だが、奇跡は起こらなかった。

 

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ピンクの夢は

 

ワウト・ファンアールトは、残り5.8km時点でプリモッシュ・ログリッチから20秒遅れ。すでに登りの前で調子の悪さは出ていた。

中間計測では28秒遅れ。さらにゴールでは39秒も遅れてしまった。総合2位から11位へ。タイム差は32秒となり第3ステージでボーナスタイムを獲得してもマリアローザには届かない。

第6ステージまで山岳ステージはないので、チャンスがない訳ではないけれど。

 

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

ワウト・ファンアールトのコメント

今日はピンクジャージを争えるか、ピンクジャージを獲得できると自分自身大きな期待を抱いていた。でも、残念ながら叶わなかった。

タイムトライアル全体を通して、コーナーを駆け抜けるパワーが足りなかった。特定の部分でパワーを失ったわけではないが、どの場面でも、より優れたライダーたちと比べると少し遅れをとっていると感じた。

ピンクに近づきたいと思っていたのに、遠く離れてしまった。ピンクの夢は消えてしまうかもしれない。どうなるか見てみよう。

いずれにせよ、 マッズ・ピーダスンではなくプリモシュ・ログリッチがピンクのジャージを獲得したのは良いことだ。そうすればまだ可能性はあるかもしれないから。

 

度重なるケガ、そして今回もウイルス感染で万全ではない状態で迎えたジロ。ワウト・ファンアールトは、モチベーションの維持に苦労していると妻も言っている。もう一度、このジロで翼を授けられるのか。

コンディションが戻ればチャンスが得られるはずだ。初めてのジロで、まずはステージ優勝が目標となりそうだ。

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