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2025 パリ~ニース第4ステージ ゴール後にヨナス・ヴィンゲゴーは激怒!

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Image credit: chan
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パリ~ニース第4ステージは、雨から雪に変わった天候のためにゴール手前45kmでレースは一時中断。

中立の状態で下ってから再スタートとなった。

 

その後、再開されたレースで逃げ続けたのは INEOS Grenadiersのトビアス・フォス。ヨナス・ヴィンゲゴーは残り2kmでトップに立ち独走。

誰もが、ヨナス・ヴィンゲゴーが勝利するものと思っていたはず。だが、最大9秒まで広がったタイム差はゴールが近づくにつれて急速に縮まる。そして、ゴールの手前40mでジョアン・アルメイダに捕まってしまう。

総合ではボーナスタイム獲得でトップとなったが、表彰式でもその顔は厳しいままだった。

 

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走るべきではない!

 

雨と雪は止んだが、ここまで寒さの中走ってきたライダーは皆震えていた。太陽は顔を出したが、何時間も走ってきた中では効果もなかったようだ。

ヨナス・ヴィンゲゴーも、独走となったが最後はジョアン・アルメイダに抜かれてしまった。ベストの彼ならば問題のあるところだけど、今回は状況が違う。

 

 

総合トップとなったヨナス・ヴィンゲゴーだが、その表情は険しい。ヨナス・ヴィンゲゴーは、主催者がレースを再開したことを怒っている。

 

まだ寒い。攻撃する自由があったし、調子も良かったが、残念ながら追い抜かれてしまった。残念だけどそれがレースなんだ。

私は複雑な気持ちでここに立っている。いや、それどころではない。ただ、今は幸せではない。

ここでレースをすべきではなかったし、レースを続けるべきでもなかった。私の意見では、彼らはレースを完全に中止すべきだった。あまり危険だったとは言わないが、下り坂ではしばらくゆっくり走っていた。

みんな寒くて、ブレーキの感覚がもうなかった。ウォーミングアップに数分間時間があったが、できなかったし、今でも低体温症を感じている。本当に寒いよ。

 

ライダーは、17kmほど中立状態でゆっくりと下っている。これも冷えた身体に追い打ちをかけている。ヨナス・ヴィンゲゴーは本人が言うように低体温症の症状になっていた。

これでは、ベストの走りもできるはずもない。それでも、ヨナス・ヴィンゲゴーを上回ったのはジョアン・アルメイダだけ。素晴らしいとはいえ、自分のベストの脚で登れなかったのは不満が残るのも仕方ない。

集団が止められた時には、ヨナス・ヴィンゲゴーはすぐにサポートカーに乗っていた。まさか、再びレースがスタートするとは思っていなかったかもしれない。一度切れた気持ちを奮い立たせるのはプロでも難しかっただろう。

第5ステージも厳しい登りゴールが待っている。ただ、何人が体調不良でスタートできないかもしれない。天候が気になる所だけど、総合トップに立ったヨナス・ヴィンゲゴーの攻撃を期待したい。

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