2025 ツール・ド・スイス第3ステージ　あ～、ゲラント・トーマス

第2ステージでは、逆転を狙って総合勢が動いてくるのかと思っていたけれど、なんとスプリント。

しかも大集団のままゴールまで多くのライダーが残っていた。獲得標高3,000mに満たない山岳だとレベルが上がっているので残るライダーも多いということか。

今日も後半勝負となる。

 

第3ステージ    アーラウ～ハイデン  195.6km

 

最後の30kmに3つの山岳が詰め込まれている。最後ハイデンへの登りは、3.4kmで5.6%。短いけれど、大集団スプリントとはならないのでは。

 

1. スプリントポイント　Tissot Sprint 1
2. スプリントポイント　Tissot Sprint 2
3. スプリントポイント　フンドウィル
4. 2級山岳　クノリフーゼ　5.2km・6.%
5. 3級山岳　ビュリスヴィル　2km・6.9%

 

スタート

リーダーはロマン・グレゴワールのまま。

 

山岳賞はTeam Jayco AlUlaのフェリックス・エンゲルハルト。

 

ポイント賞はEF Education-EasyPostのヴィンチェンツォ・アルバネーゼ。

 

新人賞はArkéa – B&B Hotelsのケヴィン・ヴォークリン。

 

ニュートラルスタート。

 

おっと、Q36.5 Pro Cycling Teamのファビオ・クリステンとSoudal – Quick Stepのウィリアム・ジュニア・ルカーフが落車。

 

ファビオ・クリステンはバイクにまたがって復帰。

 

6人の逃げ

6人が逃げている。残り83kmで2分25秒差。

1. エミール・フェルストリンゲ　Alpecin-Deceuninck
2. ナンズ・ピーターズ　Decathlon AG2R La Mondiale Team
3. サムエーレ・バティステッラ　EF Education-EasyPost
4. マックス・ウォーカー　EF Education-EasyPost
5. クイン・シモンズ　Lidl – Trek
6. ブレント・ファンムール　Lotto

 

昨日優勝したEF Education-EasyPostのヴィンチェンツォ・アルバネーゼは集団から切れている。

 

昨日落車したヤン・クリステンも集団の最後尾。二人共補給帰りかな。

 

スプリントポイント　Tissot Sprint 1

スプリントポイント通過。

1. ブレント・ファンムール　Lotto　3秒
2. エミール・フェルストリンゲ　Alpecin-Deceuninck　2秒
3. クイン・シモンズ　Lidl – Trek　1秒

 

クリス・フルームはサポートカーに。

 

ボトル運びだ。

 

スプリントポイント　Tissot Sprint 2

ポイント獲得順位は

1. エミール・フェルストリンゲ　Alpecin-Deceuninck　3秒
2. ブレント・ファンムール　Lotto　2秒
3. クイン・シモンズ　Lidl – Trek　1秒

 

あっと、180度ターンのところで INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスが落車。

 

立てるだろうか。

 

左足首を見て貰っていたが、なんとか走り出す。

 

ゲラント・トーマスはメディカルカーでチェック。

 

ゲラント・トーマスは、ルーカス・ハミルトンに引いて貰って集団復帰を目指す。

 

さらに、ボブ・ユンゲルス、アンドリュー・オーガストもけん引に。

 

残り50km。集団はGroupama – FDJのシュテファン・キュングが引いている。

 

ゲラント・トーマスは、集団の後ろまで復帰。

 

先頭からEF Education-EasyPostのマックス・ウォーカーがスプリントポイントを獲得してきれた。

 

ゲラント・トーマスは、アシストからも切れている。

 

先頭から切れたナンズ・ピーターズが集団に捕まる。

 

残り34kmで1分10秒差。

 

残り25km。タイム差は32秒に。

 

ゲラント・トーマスは、集団から千切れたライダーを抜いていくが、まだ復帰できていない。

 

残り22km。タイム差は13秒。そろそろ捕まってしまう。

 

ゲラント・トーマスは、ボブ・ユンゲルスについていけない。まだ1分集団まである。これはツール・ド・フランスを前にして痛い落車となりそうだ。

 

2級山岳　クノリフーゼ　5.2km・6.%

先頭からクイン・シモンズがアタック。

 

誰も反応できない。

 

クイン・シモンズは集団まで39秒のリード。

 

クイン・シモンズがトップ通過。

 

先頭から千切れた3人が集団に飲み込まれる。

 

集団は40秒差で通過。

 

残り15kmで36秒差。

 

クイン・シモンズはペースを維持できるか。

 

3級山岳　ビュリスヴィル　2km・6.9%

残り12km。38秒差に。

 

これは～。

 

UAE Team Emirates – XRGのヤン・クリステンだ。

 

今度はLidl – Trekのフアン・ロペスがアタック。

 

クイン・シモンズがトップ通過。

 

フアン・ロペスは捕まる。

 

集団は31秒差で通過。

1. クイン・シモンズ　Lidl – Trek　6ポイント
2. ワレン・バルギル　Team Picnic PostNL　4ポイント
3. オスカー・オンリー　Team Picnic PostNL　3ポイント
4. ショーン・クイン　EF Education-EasyPost　2ポイント
5. ジョセフ・ブラックモア　Israel – Premier Tech　1ポイント

 

残り8.3km。集団は38秒のまま。

 

残り6.2km。27秒差。

 

EF Education-EasyPostのニールソン・ポーレスがアタックしている。

 

残り7.4kmで35秒。これは～。

 

残り5.9km。ニールソン・ポーレスは32秒差。追いつかない。だが、登りが最後に待っている。

 

残り4km。まだ33秒ある。

 

残り2.2km。34秒ある。これはいった。凄い持続力だ。

 

ニールソン・ポーレスは集団に捕まる。

 

集団も追い込んでくる。Decathlon AG2R La Mondiale Teamのフェリックス・ガルが攻撃。

 

大観衆が待つゴールエリアに。

 

クイン・シモンズは翼を授けられたのか～。

 

泳いでいるぞ。

 

150kmも先頭集団で逃げ続け、見事な20kmの独走劇で勝利!

 

クイン・シモンズは、アメリカ選手権ロード優勝に続いて今シーズンの3勝目となった。

 

集団トップは、UAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ。ようやく上位に顔を出してきた。3位はTeam Picnic PostNLのオスカー・オンリー。ロマン・グレゴワールは4位でボーナスタイム獲得ならず。

しかし、依然としてリーダージャージをキープだ。

 

クイン・シモンズは、183kmも逃げ続けた。見事だ。

 

リザルト

優勝したLidl – Trekのクイン・シモンズ

 

2位　UAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ

 

 

5位Arkéa – B&B Hotelsのケヴィン・ヴォークリン

 

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞