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2026 ツール・ド・フランス第11ステージ ヨナス・ヴィンゲゴーは何故追わなかったのか?

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勝負の最終局面、タデイ・ポガチャルはUAE Team Emirates – XRGのアダム・イェーツとアイザック・デルトロに盤石の態勢で守られていた。

対するヨナス・ヴィンゲゴーは、ダヴィデ・ピガンゾーリが懸命に前を引き続けていた。ダヴィデ・ピガンゾーリが牽引を終えるその瞬間こそが、両者の真の戦いの始まりだと誰もが予想していた。

しかし、タデイ・ポガチャルはその均衡を自ら破り、アタックを選択。

タデイ・ポガチャルが放った強烈なアタックに対し、なぜヨナス・ヴィンゲゴーはあえて反応せず、即座に自身のペースで追い続けることを選択したのだろうか。

 

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ポガチャルの雪辱と、苦境に立たされるTeam Visma | Lease a Bike

 

2年前のツール・ド・フランスにおける同じル・リオランへのフィニッシュで、タデイ・ポガチャルはヨナス・ヴィンゲゴーに追いつかれ、ゴールスプリントで敗北を喫した。

今回はポガチャルにとって、2年越しのリベンジを果たすための舞台であった。

迎え撃つTeam Visma | Lease a Bikeは厳しいチーム状況にある。ワウト・ファンアールト、クリストフ・ラポルトの二人が欠場。

エドアルド・アッフィニはツール前に落車。万全ではなく本番でも切れていく姿が見られる。

 

マッテオ・ヨルゲンソンも不調なうえに下りで落車。セップ・クスは歯の問題で完璧な状態ではない。これは別記事にて。

中央山塊の急坂が連続するステージにおいて、 ペルテュ峠ではダヴィデ・ピガンゾーリが懸命にペースを作ったものの、タデイ・ポガチャルの強烈なアタックを封じることはできなかった。

結果としてヨナス・ヴィンゲゴーは44秒遅れの区間7位でフィニッシュし、総合でのタイム差は3分36秒にまで広がった。

さらに、Soudal Quick-Stepのレムコ・エヴェネプール、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャス、Red Bull – BORA – hansgroheのフロリアン・リポヴィッツ、UAE Team Emirates – XRGのフアン・アユソらにもタイムを奪われる厳しい結果となった。

 

Team Visma | Lease a Bikeのスポーツディレクター マルク・リーフのコメント

我々は勝つためにここにいる。他の選手は表彰台を狙っているかもしれないが、我々は最後まで戦い続ける」と徹底抗戦の構えを崩していない。

 

セップ・クスのコメント

現時点ではUAE Team Emirates – XRGが信じられないほど強く、彼らには最強の選手がいる。我々は計画と自分たちの強みに固執するしかない。

 

孤独な追走を強いられたヨナス・ヴィンゲゴーは何を語るのか。最後は本人のコメントをきいてみよう。

 

 

今日のステージを終えて少しタイムを失う結果となりましたが、いかがでしたか?

最終的にはそこまで悪い日ではなかったと思っている。今日のような短い上りは自分に最も合っているわけではないので、当然戦わなければならなかった。

今回のような小さなタイムロスで切り抜けられたことは、満足できる結果だ。

 

タデイ・ポガチャルがアタックした際、すぐにご自身のペースに切り替えましたね。

彼が行ったとき、すぐに自分のペースを選んだ。そうするしかなかった。フィニッシュまでは自分にとっての個人タイムトライアルになるだろうと考えていた。

幸いにも、最後の上りでは他の選手たちから少し助けを得ることができた。

 

最後の数キロで多くの牽引をしていましたが、後ろにいた選手たちが最後にあなたを追い越していきました。そのことにフラストレーションは感じませんでしたか?

いや、全くそんなことはない。彼らも最後の上りで助けてくれたので、彼らには感謝している。

勾配が急になってからは「よし、頂上までは自分のペースでできることをやろう、そしてそこからフィニッシュまで行こう」と思った。

その後、彼らがスプリントを始めたので、自分はただできるだけ早くフィニッシュしたかっただけだ。

 

現在のコンディションと、ここからどのように前に進んでいくか教えてください。

脚はどんどん良くなっている。より長い上り坂を楽しみにしている。とりあえず今夜は寝るつもりだ。そしてまた明日という日がある。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーにとっては、今回のフォント ド セール峠(3.5km・5.5%)は短すぎたということか。だが、2年前はそうでもなかったようだけど。

 

UAE Team Emirates – XRGの鉄壁のアシスト陣に比べて、Team Visma | Lease a Bikeのアシスト陣の弱さは目立ってしまう。ブルーノ・アルミライルも調子は良くない。

第3週でヨナス・ヴィンゲゴーが逆襲し、一矢報いることはできるだろうか。

コメント

  1. よかあし より:

    ビンゲゴーvsレッドブルvsセクサスの対決になりそうですね。

    マイヨジョーヌがデルトロを引き上げにアシストするのか気になりますね。

    去年の3週目みたいにポガチャルは守りに入るとは思えませんが。

    落車や不調なく3週間乗り切るのがどれだけ大変な事か、ポガチャルは痛いほど理解していると思います。

    • ちゃん より:

      表彰台の3位争いは確かに面白い。ここまでの感じだとレムコは登りで著しく強くなった感じはまだないですね。長い登りでどうなのか。
      タデイ・ポガチャルは、次があるのでどうですかね。UAE Team Emirates – XRGへの風当たりも強くなっているし、少しはプレゼントしてもねえ~。

      • よかあし より:

        やはり、ポガチャルが最後の登りでアタックしたのは、デルトロの調子が上がるのを待っていたと、ある記事には書かれていますね。レース後のコメントで、「罵声や、ブーイングも聞こえたけど、かえってそれが糧となった」とありますが、ポガチャルはデルトロを置いていく事になった悔いはあったのでしょうか。

        ポガチャルの心境に関する続報があれば、記事にしてもらえるとありがたいです。

        • ちゃん より:

          アイザック・デルトロは、すでに体調不良をチームにも伝えていたようですね。
          スタート時の顔も浮かない顔をしてましたしね。

          また、現時点では、ポガチャル本人から「デルトロを置いていったことを悔いている」といった発言は確認できませんでした。

          むしろレース後は「このステージは以前から狙っていた」「アイザックも最後まで素晴らしく戦ってくれた。彼はファイターだ」と、チーム全体の走りを称えるコメントが中心でした。

          また、ブーイングについても「むしろ力になる」と前向きに受け止めています。今後、ポガチャルやデルトロへの追加インタビューで心境が語られれば、記事で詳しくご紹介したいと思います。

          • よかあし より:

            調べて頂いてありがとうございます。
            海外の記事は、単純に翻訳機能だけではよく分からない事が多いです。

            フロリアンフェルメシュとティムウェイレンスの元ロットのベルギーコンビは、他チームに勝たせないようにするという批判やらブーイングについて、煽り返しのような発言をしているみたいですね。

  2. habu san より:

    ヴィスマの攻め手が少ないのは確かでしょう。でも相手がポガチャルなのは幸いなのです。なにせ一番先に仕掛けて自ら単独のガチンコ対決に持ち込んでくれるのだから。セクサスやアユソ、スケルモースの昨日の勝つ気の見られない消極的な走りにはがっかりなので、やはりヴィンゲゴーにもうひと踏ん張りしてもらいたいです。

    • ちゃん より:

      Lidl-Trekは一歩も前に出なかったですね。もうついているだけで精一杯といった感じでしょうか。
      Decathlon CMA CGM Teamは、一応二コラ・プラドムが謎の引きを見せてましたね。ポール・セイシャスがアタックするのかと思ったけれどまったく。
      山岳でなんとかガチンコにヨナス・ヴィンゲゴーが持ち込めるといいですが、急激なペースアップに対応出来ていないのが痛いですね。

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