バーレーン・メリダはチームの強化のために6人の移籍を同時発表。
メンバーは、マルコ・ハーラーをのぞいて、すべてクライマーを移籍させ山岳でのアシストライダーを増やした。
チームのGMロッド・エリングワースは、グランツール制覇の野望に向けて着々と戦力を強化している。
6人の移籍ライダー発表
We’re excited to welcome six new riders to the team who will help us write a new chapter in pro cycling.
Full story ➡️ https://t.co/O1rtezp4BG
#RideAsOne pic.twitter.com/6DguwOg4vp— Team Bahrain Merida (@Bahrain_Merida) 2019年10月16日
移籍した6人のライダーを紹介。
As we start today’s stage on football stadium the organisation allowed us to do substitution in the roster. @PelloBilbao1990 will replace for one stage @SupermanlopezN 🤣 #LaVuelta19 #AstanaProTeam pic.twitter.com/IURbNcE3f4
— Astana Pro Team (@AstanaTeam) 2019年9月6日
2018年には、ジロ・デ・イタリアで総合6位。今年ジロ・デ・イタリアで2勝をあげた。
セカンドエースであり、ミゲルアンヘル・ロペスの重要なアシストであるはずのペリョ・ビルバオを放出するとは、アスタナは大丈夫なのか?
逆に、バーレーン・メリダは非常に強力な山岳のアシストを得たと言える。
アシストとしておいておくのは勿体ない気もするが、強力なアシストはチームにとって不可欠だ。
タイムトライヤルも得意で、山岳も強い頼れるライダーの到着となった。
#NuevaFotoDePerfil pic.twitter.com/SBwPISWqj3
— Rafa Valls Ferri (@RafaVallsFerri) 2017年12月31日
モビスターから移籍の32歳。2012年にVacansoleil – DCMでワールドツアーデビュー。
2015年にオマーンで総合優勝。2017年には、ツアー・ダウンアンダーで総合7位。
2017年 クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合10位。
経験豊富なスペイン人クライマーだ。
エロス・カペッキはDeceuninck – Quick Stepから移籍。今年もジロとブエルタに出場しておりチームの重要なアシストの一人だったはず。
2008年ブロコンチネンタルのcott – American Beef に所属している時に、Euskal Bizikletaで総合優勝をかざり、2009年Fuji-Servettoでワールドツアーに昇格した。
2011年にはジロ・デ・イタリア第18ステージではステージ優勝を上げている。
Thats a wrap on the @giroditalia and my first Grand Tour! Chuffed to make it to Verona after a tough 3 weeks of racing 🇮🇹 Huge thanks to all of our hard working staff behind the scenes @TeamDiData 🖐 Diolch am y cefnogaeth nôl getre 🏴 #Giro pic.twitter.com/wjkindlz3h
— Scott Davies (@scottdavies95) 2019年6月2日
2018年Team Wiggins からTeam Dimension Dataに移籍。今年ジロ・デ・イタリアに初出場した。
タイムトライヤルが得意で、山岳にも強い。イギリス出身の24歳は今後チームの山岳アシストとして力をつけていくことだろう。
これから期待される若手だ。
O bicho pegou com Marco Haller @mhaller91 pic.twitter.com/63kJ8a6vDq
— Junimba (@junimba) May 23, 2019
上のツイートは、2019ジロ・デ・イタリア第12ステージのゴール後の出来事。
ステージのフィニッシュ後、マルコ・ハーラーは口にボトルをくわえて、ゆっくりと走った所、ファンにボトルを取られて立腹。まあ、怒りますよね~。
マルコ・ハーラーはオーストラリア出身。2012年からカチューシャ・アルペシンで走っており、2012年北京ツアーの第4ステージで優勝。
2015年にはオーストラリアのナショナルチャンピオンにもなっている。
今回、唯一のスプリンター。カチューシャ・アルペシンはイスラエルサイクリングアカデミーと合併したので、移籍出来て良かったと思う。
What a great new step for @kevininkelaar as he joins @Bahrain_Merida! His first season as a pro coming up! 💪💪 Congratulations Kevin, very excited to see what the coming years will bring! #YourTalentOurProfession pic.twitter.com/eWp5VguX0l
— SEG Cycling (@SEGcycling) 2019年10月16日
ニュージーランド出身の22歳。コンチネンタルのEquipe continentale Groupama-FDJから移籍となった。
今シーズンはGiro Ciclistico della Valle d’Aosta Mont Blanc (2.2U)の第2ステージで優勝しており、将来を期待される若手だ。
ヴィンチェンツォ・ニバリに変わってエースとなるミケル・ランダやワウト・プールスを支えるアシストライダーが一気に増えた。
現在ケガで療養中のドメニコ・ポッツォヴィーヴォは2020年の契約がまだ決まっていない。
そして、移籍の噂のあるマーク・カヴェンディシュもまだ発表されていない。二人の去就によって、バーレーン・メリダの2020年のメンバーがほぼ決まってくることになる。
コメント