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バーレーン・メリダが強力なクライマーを多数移籍させる

海外情報
Photo Bahrain_Merida twitter
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バーレーン・メリダはチームの強化のために6人の移籍を同時発表。

メンバーは、マルコ・ハーラーをのぞいて、すべてクライマーを移籍させ山岳でのアシストライダーを増やした。

チームのGMロッド・エリングワースは、グランツール制覇の野望に向けて着々と戦力を強化している。

 

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6人の移籍ライダー発表

移籍した6人のライダーを紹介。

 

ベリョ・ビルバオ

2018年には、ジロ・デ・イタリアで総合6位。今年ジロ・デ・イタリアで2勝をあげた。

セカンドエースであり、ミゲルアンヘル・ロペスの重要なアシストであるはずのペリョ・ビルバオを放出するとは、アスタナは大丈夫なのか?

逆に、バーレーン・メリダは非常に強力な山岳のアシストを得たと言える。

アシストとしておいておくのは勿体ない気もするが、強力なアシストはチームにとって不可欠だ。

タイムトライヤルも得意で、山岳も強い頼れるライダーの到着となった。

 

こちらは2019ジロ・デ・イタリア第20ステージのハイライト

 

ラファエル・パレス

モビスターから移籍の32歳。2012年にVacansoleil – DCMでワールドツアーデビュー。

2015年にオマーンで総合優勝。2017年には、ツアー・ダウンアンダーで総合7位。

2017年 クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合10位。

経験豊富なスペイン人クライマーだ。

 

エロス・カペッキ

Photo Eros Capecchi instagram

エロス・カペッキはDeceuninck – Quick Stepから移籍。今年もジロとブエルタに出場しておりチームの重要なアシストの一人だったはず。

2008年ブロコンチネンタルのcott – American Beef に所属している時に、Euskal Bizikletaで総合優勝をかざり、2009年Fuji-Servettoでワールドツアーに昇格した。

2011年にはジロ・デ・イタリア第18ステージではステージ優勝を上げている。

 

スコット・デーヴィス

2018年Team Wiggins からTeam Dimension Dataに移籍。今年ジロ・デ・イタリアに初出場した。

タイムトライヤルが得意で、山岳にも強い。イギリス出身の24歳は今後チームの山岳アシストとして力をつけていくことだろう。

これから期待される若手だ。

 

マルコ・ハーラー

上のツイートは、2019ジロ・デ・イタリア第12ステージのゴール後の出来事。

ステージのフィニッシュ後、マルコ・ハーラーは口にボトルをくわえて、ゆっくりと走った所、ファンにボトルを取られて立腹。まあ、怒りますよね~。

マルコ・ハーラーはオーストラリア出身。2012年からカチューシャ・アルペシンで走っており、2012年北京ツアーの第4ステージで優勝。

2015年にはオーストラリアのナショナルチャンピオンにもなっている。

今回、唯一のスプリンター。カチューシャ・アルペシンはイスラエルサイクリングアカデミーと合併したので、移籍出来て良かったと思う。

 

 

Kevin Inkelaar 

ニュージーランド出身の22歳。コンチネンタルのEquipe continentale Groupama-FDJから移籍となった。

今シーズンはGiro Ciclistico della Valle d’Aosta Mont Blanc (2.2U)の第2ステージで優勝しており、将来を期待される若手だ。

 

ヴィンチェンツォ・ニバリに変わってエースとなるミケル・ランダやワウト・プールスを支えるアシストライダーが一気に増えた。

現在ケガで療養中のドメニコ・ポッツォヴィーヴォは2020年の契約がまだ決まっていない。

 

そして、移籍の噂のあるマーク・カヴェンディシュもまだ発表されていない。二人の去就によって、バーレーン・メリダの2020年のメンバーがほぼ決まってくることになる。

 

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