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2025 ジロ・デ・イタリア第10ステージ エガン・ベルナル最悪の日 エース交代か?

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Photo credit: paPisc on VisualHunt.com
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 INEOS Grenadiersのエースナンバー、エガン・ベルナルにとって、このタイムトライヤルは最悪の結果となってしまった。

事故以来、個人タイムトライヤルのレベルは戻っていない。

エガン・ベルナルは、優勝したダーン・フールから2分58秒遅れの35分28秒でレースを終えたが、総合順位の主な優勝候補の2人であるプリモシュ・ログリッチから1分35秒遅れ、フアン・アユソーから1分16秒遅れという結果に。

さらにチームメイトのテイメン・アレンスマンに総合順位で抜かれている。二人の関係はどうなるのか。

 

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遅れの原因

 

エガン・ベルナルがここまで遅れたのには理由があった。 INEOS Grenadiersの公式サイトによるとスタートから4kmの地点でエガン・ベルナルは落車している。

とくに、雨が降り始めた段階で非常に滑りやすい状態だった。その後も、雨に翻弄されて無理が出来なくなり、ここまで遅れてしまった。

これにより、総合順位は7位から11位に転落。これはあまりも大きい損失となってしまった。

 

 

エガン・ベルナルのコメント

ステージ序盤で転倒してしまったから、タイムをロスしたのは当然だ。 コースはトリッキーで、雨のせいで滑りやすい道もあった。

まだアドレナリンが出ている状態なので、クラッシュの全容はまだつかめていない。 今のところ、タイムロスが最悪の結果だ。 ジロは一日一日を大切にしなければならないレース。これからもそうしていく。

 

テイメン・アレンスマン

 
 
 
 
 
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テイメン・アレンスマンは、まだ乾いた状態でタイムトライアルを開始した数少ない総合ライダーの一人だったが、タイムトライアルが進むにつれて、どんどん雨が降っていくのを目の当たりにした。

暫定20位でピサのフィニッシュラインを通過。 これにより、彼はプリモシュ・ログリッチを除き、彼以降のすべての総合ライダーよりもはるかに速く走った。

最初にダミアーノ・カルーゾを追い抜いたのはアレンスマンで、その後にマイケル・ストーラーと転倒したベルナルが続いた。

テイメン・アレンスマンは、最終的にタイムトライアルを21位で終えている。

Instagramで、アレンスマンはタイムトライアルについて簡潔にコメントしている。

「今日は危険だったけど、バイクから降りずに走れて良かった。順位を見る限り、良いタイムトライアルだった。ジロの次の日に向けて、頑張ろう!」

総合順位の上ではテイメン・アレンスマンが10位、エガン・ベルナルが11位となった。二人のタイム差は6秒。一気にエースの座が変わるか。それとも、これまで通りエガン・ベルナルをテイメン・アレンスマンがアシストするのか。

 INEOS Grenadiersの戦術にも変化が現れるかもしれない。

 

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