レムコ・エヴェネプール(Deceuninck-QuickStep)は、パリ~ルーベに乗る予定ではなかったが、それでも玉石に乗って7時間走ってた。
フランスやスペインとは異なり、ベルギーでは野外での乗車が許可されているため、レムコは何キロも乗っている。
レムコは、SNSに、ベルギー北部の自宅近くのフランドルアルデンヌを巡る日曜日のライドのビデオを投稿した。
石畳みで7時間ライド
石畳とフランダースの登山を自転車で7時間行い、その後自宅で小さな報酬としてバーベキューを。
と、レムコは書いている。
レムコはプロとして2年目だが、主にタイムトライアルとステージレースに注力しており、レースが中断される前に、今シーズンはブエルタ・サンファンとブエルタ・アンガルバで総合優勝している。
レムコがベルギー北部のクラシックに出場していないのは、当初のチームの方針でもある。チームとしてはじっくりと育成していくつもりだからだ。
レムコは、本物の石畳のレースに出場する前に、フランダースツアー「ロックダウンエディション」にも出場。体重61kgでは厳しいレースだったか。
今シーズンはジロ・デ・イタリアでのグランツールデビューも控えていたが延期となり、彼は涙したと言う。素晴らしい活躍が見れると思っていたのにファンとしても残念だ。
チームに提案
レムコは自転車に乗るだけでなく、他の人を助ける方法にも関心があるようだ。
まず、チームのGMパトリック・ルフェーブルに向けて最初に給料カットを申し出たと言う。
これについてGMは
レムコは私にメッセージを送った最初のライダーだった。 『ボスよ、大丈夫です。何か提出する必要はありませんか?』と言ってきたんだ。
彼は時々自身でアイデアを思い付く。彼は、ディラン・フルーネウェーヘンが行っているように、自転車で人々の家に食料品を配達することを提案した。
それがうまく受け入れられるかどうか、その時は確信が持てなかったが良いアイディアだね。
確かベルギーでは自転車は50km以下に制限されているはず。あまり大っぴらに走っていることをSNSで拡散しないほうが良いと思うのだけど。
食料品の配達のために自転車に乗るならばボランティア活動となるので良いはずだ。
たとえば、同じベルギーでもBoels–Dolmans Cycling TeamのライダーJolien D’hooreは配達のために石畳みの上を90kmも走っている。
彼女はツイッターで食品を配達して欲しい人を募集したのだが、かなり応募があったようだ。
90kmも走れば練習にもなるし、困った人の為のボランティアにもなり一石二鳥だ。
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