イスラエルサイクリングアカデミーはKatusha-Alpecinの買収を完了し、現在、UCIから2020年のワールドツアーでの承認を待っている状態。
イスラエルチームは既存のKatusha管理会社を買収したため、2020年のライダー契約が有効になり、念願のワールドツアーチームに昇格する。
Katusha-Alpecinは、Alpecinのスポンサー撤退が響きチームの存続は買収という形で終わりを迎えることになる。
5年でワールドツアーチームに昇格
ICA – WORLD TOUR BOUND. We are ready to step up. ICA and Katusha management signed an agreement. Full announcement: https://t.co/V6970af4mb pic.twitter.com/czVnyfaBbA
— IsraelCyclingAcademy (@yallaACADEMY) October 2, 2019
イスラエルサイクリングアカデミーは、2014年に設立されたチーム。それが僅か5年でワールドツアーチームに昇格した。
8月には、UAEのエースだったダン・マーティンを獲得しており戦力は整ってきている。
さらにイスラエルサイクリングアカデミーは、2019年のバリ~ルーベ2位のニルス・ポリッツを含む、Katusha-Alpecinのライダーを保持することが可能となる。
新しいチームには、30人のライダーしか契約出来ないので両方のチームのライダー全てが契約出来る訳ではない。
すでに、Katusha-Alpecinのエースだったイルヌル・ザカリンはCCC Teamに移籍を完了している。
ネイサン・ハースも、Katusha-Alpecinからコフィディスに移籍する。
その他のKatusha-Alpecinの2020年契約済みの選手は10名。
- Enrico Battaglin
- Jenthe Biermans
- Jens Debusschere
- Alex Dowsett
- Reto Hollenstein
- Daniel Navarro
- Dmitry Strakhov
- Harry Tanfield
- MadsWürtzSchmidt
- Rick Zabel
以上のライダーは、他チームからのオファーがあれば移籍するだろう。
イスラエルサイクリングアカデミーの経営陣は、イスラエル人がワールドツアーレースで活躍することを期待している。
なので、2020年の契約をしているイスラエルサイクリングアカデミーの選手が優先されるのは間違いないだろう。
イスラエルチームは新しいスポンサー契約の下でKatushaブランドのアパレルが提供する伝統的な青と白のユニフォームを使用する予定となっている。
バイクは、デローザを使用していたが来シーズンのバイクはどうなるかまだ決定していない。
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