ロードバイクをe-bike化する方法は、これまでモーターやバッテリー、センサーなど複数の部品を取り付ける方式が一般的だった。
そんな中で登場したのがDUO Wheel。特徴は、自転車そのものに大掛かりな装置を取り付けるのではなく、前後のホイールを専用ホイールに交換することだ。
さらに、シートチューブのボトルケージ部分に専用の250Whバッテリーを装着。ホイールとバッテリーを接続して電源を入れれば、電動アシストを利用できる。
つまり、イメージとしては、「前後ホイールを交換」→「ボトルケージにバッテリーを装着」→「接続」→「走り出す」という非常にシンプルなシステムだ。
DUO Wheel
ロードバイクは好きだけれど、長い登りではもう少しアシストが欲しい。
そんなサイクリストにとって、e-bikeは魅力的な選択肢だ。しかし、新たにe-bikeを購入するとなれば、それなりの費用が必要になる。
そこで注目したいのが「DUO Wheel」だ。
DUO Wheelは、現在使用しているロードバイクを電動アシスト化するためのシステム。最大の特徴は、前輪と後輪を専用のDUO Wheelに交換することにある。
前後にはマッチングしたディープセクションのカーボンリムを採用。後輪には250Wのハブモーターを内蔵しており、登りでペダリングをサポートする。
そして、もう一つの重要なパーツがバッテリーだ。
250Whのバッテリーは一般的な大型バッテリーではなく、ボトルのような形状になっている。専用ボトルケージをシートチューブに取り付け、そこへバッテリーを装着する。
そのため、フレームに大きなバッテリーユニットを取り付ける必要がなく、ロードバイクらしい外観を比較的維持できる。
取り付けもシンプルだ。
元のホイールを外してDUO Wheelを装着し、バッテリーを取り付け、2つを接続して電源を入れる。ブレーキやリアの変速機を調整する必要はあるものの、基本的な取り付けは30分未満で完了したという。
さらに、クランク部分にケイデンスセンサーを取り付けたり、ハンドルに大きなコントローラーを装着したりする必要もない。
リアハブがペダリングのトルクを検知し、それに合わせてアシストする仕組みだ。
ただの「電動化キット」ではない
DUO Wheelが面白いのは、単純にモーターを追加するだけではなく、前後のホイールをセットで交換することで、見た目にもこだわっていることだ。
一般的なホイール交換式の電動化キットでは、モーターを内蔵したホイールだけが元のホイールと異なって見えることがある。
DUO Wheelでは前後をセットにすることで、ロードバイク全体のデザインを崩しにくい。
もちろん、完全な軽量ロードバイクの感覚とは異なる。
しかし、電動アシストによって登りの負担を減らしながら、普段から乗っているロードバイクを活用できるという点には大きな魅力がある。
キットの内容
- 250Wモーター内蔵のリアカーボンホイール
- フロント用カーボンホイール(マッチングカラー)
- 36V 7Ah (252Wh) バッテリー
- USB Type-C充電器
- 収納と持ち運びに便利なパッド入りホイールバッグ
「速く走る」より「楽に走る」
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モーターの力だけで走るのではなく、自分自身のペダリングを残しながら、苦しい部分をアシストしてくれる。
特に長い登りでは、完全に楽になるというより、「登りで脚を使い切らない」ことが大きなメリットになる。
その結果、1周の平均速度を上げたり、長い距離をより余裕を持って走ったりすることが可能になる。
まだ完成形ではなく、価格を含め、いくつかの仕様がまだ最終決定されていない。
モーターからバッテリーにつながるケーブルや、バッテリーの操作方法などについて改善の余地がある。
特にバッテリー上部のボタンでアシストモードを切り替える方式については、ハンドルから操作できるBluetoothリモコンがあれば、さらに使いやすくなりそうだ。
それでも、「今持っているロードバイクを、必要なときだけe-bikeに変える」という発想は非常に興味深い。
新しいe-bikeを丸ごと購入するのではなく、愛車に前後ホイールとバッテリーを追加する。
ロードバイクを愛するサイクリストにとって、DUO Wheelは「e-bikeに乗り換える」のではなく、今のロードバイクをe-bikeにもできるという新しい選択肢になりそうだ。
あとは値段かな。



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