タデイ・ポガチャルが今シーズン終了となったので、世界選手権は新しい王者が誕生することになった。

そのなかで注目を集めるのが、ベルギー代表だ。
ベルギー自転車競技連盟は9月7日、カナダ・モントリオールで開催される2026 UCIロード世界選手権の男子エリート・ロードレース代表8人を発表した。
エースとして名前を連ねるのは、レムコ・エヴェネプールとワウト・ファンアールト。
現在のブエルタ・ア・エスパーニャで好調を維持するワウトと、個人タイムトライアルでは現世界王者として4連覇を狙うエヴェネプール。
ポガチャルがいない世界選手権で、ベルギーは2人のエースを中心に新たな世界王者の座を狙う。
ベルギーのメンバー
🌈 These are the Belgian 🇧🇪 line-ups for the Elite Road Races at the UCI Road World Championships in Montréal 🇨🇦 | https://t.co/kgojoL98aW#Montreal2026 pic.twitter.com/WTmOBumd8j
— Belgian Cycling Team (@BELCyclingTeam) September 7, 2026
ベルギーが選出した男子エリート・ロードレースのメンバーは以下の8人。
- レムコ・エヴェネポール
- ワウト・ファンアールト
- ティシュ・ベノート
- アレック・セガート
- クイントン・ヘルマンス
- マキシム・ファンジルス
- ティボー・ネイス
- ジャンニ・フェルメルシュ
予備登録には、ジェンノ・ベルクモース、ルーン・ヘレゴッツ、ティム・レックスが入っている。
ベルギーは明確に「2枚看板」で勝負する布陣だ。
レムコ・エヴェネプールは長距離の登坂や独走力、そしてタイムトライアル能力を武器にする一方、ワウト・ファンアールトは登坂力を備えたスプリンターとして、集団からのフィニッシュにも対応できる。
さらにベノート、ヘルマンス、ファンジルス、ネイス、フェルメルシュ、セガートと、エースを支えるだけでなく、自らも勝負に絡める選手を揃えた。
ポガチャル不在で勢力図が変わる

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今回の世界選手権を語るうえで、やはり大きいのがポガチャルの欠場だ。
ポガチャルは2026年シーズンの残りのレースを欠場することが決定。ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージでの落車による負傷から、現在は回復とリハビリを優先している。
これにより世界選手権だけでなく、イル・ロンバルディアも欠場することになった。
2024年と2025年の世界選手権ロードレースを制しているポガチャルがいないため、2026年は必ず新しい世界王者が誕生する。
つまり、モントリオールでは「ポガチャルをどう倒すか」ではなく、ポガチャルがいない世界選手権で誰が新たな主役になるのかが最大のテーマになる。
ベルギーにとっては、まさに大チャンスだ。
レムコ・エヴェネプールはロードとTTの二冠を狙う
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レムコ・エヴェネプールにとっては、ロードレースだけではない。
個人タイムトライアルでは、2023年から2025年まで3年連続で世界王者に輝いており、今年は4連覇がかかっている。
ベルギー代表の男子エリート個人タイムトライアルには、
レムコ・エヴェネプール
アレック・セガート
ルーン・ヘレゴッツ
の3人が選出された。
エヴェネプールが再び世界王者となれば、4年連続でレインボージャージを守ることになる。
さらにロードレースでも優勝すれば、2026年のモントリオールでロードとタイムトライアルの2冠という、とてつもない結果を手にする可能性がある。
ロードレースでは過去にも世界王者になっており、2022年にはオーストラリア・ウロンゴンで男子エリートの世界タイトルを獲得している。
ポガチャルが不在となったことで、エヴェネプールにとっては再びレインボージャージを手にする絶好の機会となった。
休養十分だし、調整も出来ているのでは。
ワウト・ファンアールトは絶好調でモントリオールへ
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そして、もう一人のエースがワウト・ファンアールトだ。
現在のブエルタ・ア・エスパーニャでは、チームメイトのマシュー・ブレナンを勝利に導くリードアウトを務める一方、自身も第13ステージで今大会初勝利。
さらに第15ステージでは5人の逃げからスプリントを制し、わずか3日間で2勝目を挙げた。
現在のブエルタでポイント賞のグリーンジャージも着用しており、単純なスプリントだけではなく、登坂を含む厳しいステージでも勝負できる状態にある。
これはモントリオールに向けても非常に大きい。
ワウトにとって、世界選手権はこれまで何度も表彰台争いに絡みながら、まだ男子エリート・ロードの世界王者には届いていない。
だからこそ、ポガチャルがいない2026年は、これまで以上に大きなチャンスとなる。
しかも、ブエルタで現在のような走りを続けたまま世界選手権に入ることができれば、勢いという意味でも非常に怖い存在になる。
モントリオールは簡単なコースではない。男子エリート・ロードレースは全長273.7km、獲得標高は3,803m。
レース終盤はモントリオール市街地の周回コースに入り、男子は12周する。世界選手権は通常のワールドツアーとは違い、国別チームで戦う一発勝負。
チームとしてどのタイミングで攻撃を仕掛け、どの選手を最後まで残すのか。ベルギーの作戦が、勝敗を大きく左右することになる。
果たしてベルギーは、ポガチャルが不在となった世界選手権で、新しい世界王者を自国から誕生させることができるのか。大注目となる。




コメント
初めまして。
前から気になっていたのですが選手が乗る自転車は普段乗っている物ですか?
その場合メカニックがシマノやスラム等普段触って無くて戸惑うなんて事がないかなとか。
それとも国によって同じ自転車を使うのか。
この場合は反対に選手がシフトの操作に戸惑うとか。
どうなんでしょうか?
各チームはバイクスポンサーからロードバイクを支給されています。
2026年の各チームが使う機材などは以下を参考までに。
https://chan-bike.com/what-bikes-wheels-and-components-will-the-2026-world-tour-teams-use
選手は、チームから支給されたバイクで練習しているので、普段から乗っているかと言われると乗ってますね。
メカニックはSRAMかShimanoのコンポを扱うことになります。
個人的には、地元でUAEのメンバーに勝って欲しいですね〜。マクナルティとかベルマーケ。
普通に考えるとレムコかマチューかワウトが勝ちそうな気がしますね〜
カラパスが逃げて、東京五輪みたいに勝ったりとか。
スロベニアは、ログリッチがVUELTA明けのままエースを務めるのかなあ〜
スロベニアは、まだ発表なしですね。まあプリモシュ・ログリッチは出ないのでは。ヤコブ・オムルゼルが出れば面白いのにね。