2021 ツアー・オブ・ブリテンで、プロ選手たちの横を走りながら一躍注目を集めた少年を覚えているだろうか。
当時12歳だったザンダー・グラハムが、今度は本格的にプロロードレーサーを目指す道へ進むことになった。
2026年9月、JEGG-SKIL-DJRは、17歳となったザンダー・グラハムを2027年シーズンからU19チームに迎えることを発表した。
同チームはTeam Visma | Lease a Bikeと提携しており、将来のプロ選手へのステップアップを目指す育成環境の一つとなっている。
2021年、歩道を爆走した12歳
The real race we’re here for!
Nicely done, @PascalEenkhoorn 🙌
📺 Watch stage seven live on ITV4#TourOfBritain 🔵⚪🔵 pic.twitter.com/C4G646nZ5I
— Lloyds Tour of Britain (@TourofBritain) September 11, 2021
グラハムの名前が世界的に知られるようになったのは、2021年9月のツアー・オブ・ブリテンだった。
第7ステージのレース中、12歳だったグラハムはシクロクロスバイクで道路脇の舗装された歩道を走り、逃げ集団の選手たちと並走。
プロ選手たちに負けないスピードで坂を駆け上がり、数百メートルにわたって集団と走り続けた。 その姿はレース中継の映像に捉えられ、一気に話題となった。
さらに当時Team Jumbo-Vismaに所属していたパスカル・エークホーンがグラハムにボトルを手渡すという、微笑ましい場面も生まれた。
Name a better duo than 🏴 Xander Graham & 🇳🇱 @PascalEenkhoorn..
..We’ll wait! 😄 pic.twitter.com/4o3W8VniIA
— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) September 12, 2021
翌日にはスタート地点で選手たちと交流し、パスカル・エーンクホーンからTeam Jumbo-Vismaのジャージをプレゼントされている。
父親は当時、「Xander’s dream to be a professional cyclist(プロのサイクリストになることがXanderの夢)」と語っていた。
2022年には、カナダのバンクーバーに本拠を置く世界的な印刷会社であるジュークボックスが立ち上げたチーム、Jukebox Cycling teamに所属。
あの並走から5年。 その夢は、少しずつ現実へ近づいている。
17歳になったザンダー・グラハム・グラハム、Team Visma系の育成チームへ
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現在17歳となったグラハムは、2027年からJEGG-SKIL-DJRのU19チームで走ることになる。
本人も加入に際して、チームについて
「このチームなら、自分がさらに成長し、最高レベルのレースに出場し、サイクリングのキャリアにおいて次のステップへ進むことができると確信しています。若手選手の育成に力を入れているこのチームの姿勢が本当に気に入っており、その一員になれることを楽しみにしています。」とコメント。
若手選手の育成に力を入れていることにも魅力を感じているという。 グラハムはすでにジュニアカテゴリーで実績を積んでいる。
Vuelta del DueroではヤングGCリーダージャージと総合リーダージャージを獲得。
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また、英国ナショナル・トロフィー・シリーズのシクロクロスで2位、スコットランドのナショナル・シクロクロス選手権でもタイトルを獲得している。
単なる「昔話の少年」ではない。 ロードだけでなくシクロクロスでも結果を残しながら、17歳になったグラハムは次のステージへ進もうとしている。
5年前にボトルを渡した選手と同じ道へ
5 years later, the little cyclist Xander Graham signs with Visma-linked junior team for 2027 season following his good results on road and cyclocross 💪 pic.twitter.com/J5wuWGY2y6
— Cycling Today (@CyclingTodayEn) September 17, 2026
今回のストーリーをさらに興味深くしているのが、Team Visma | Lease a Bikeとのつながりだ。
2021年、グラハムにボトルを手渡したパスカル・エークホーンは、当時Team Jumbo-Vismaの選手だった。
そして現在、Team Visma | Lease a Bikeは男子WorldTourチームに加えて、男子のデベロップメントチームを運営している。
さらにJEGG-SKIL-DJRとのパートナーシップを通じて、国内外の有望なジュニア選手を集め、将来的なプロチームへの移行を準備する仕組みを構築している。
2021年には、プロ選手の横を走っていた12歳の少年。
2027年には、Team Visma | Lease a BikeにつながるU19チームの一員として、本格的にジュニアレースの世界へ飛び込む。
あのとき歩道を爆走していた少年が、今度は正規のレースコースでプロへの道を走り始める。 次にグラハムの名前が大きく報じられるとき、プロレースとなっているかもしれない。




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