イネオスのジャンニ・モスコンがAG2R Citroënに移籍の噂

2020.12.14

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ジャンニ・モスコンは2021年シーズンの開幕戦でAG2Rシトロエンチームに参加する可能性があるという噂が。

しかし、すでにイネオスと2021年の契約を結んでおり破棄してまで移籍するとは思えない。

噂の出どころはイタリアのRAIスポルト。AG2Rチームは、噂が独り歩きする前にきっぱりと否定の声明を出すという珍しい措置を取った。

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ジャンニ・モスコンと言えば、前から問題行動の多い選手。

今年もクールネ〜ブリュッセル〜クールネで落車して、自転車を投げつけるという問題を。その後、ゼッケンナンバーをちぎり捨てるという行動もとっている。

要は、これまでも問題が多かったのでチームとの関係が上手くいっていないと噂されている。他チームに移籍という話も出てきてもおかしくはない。

2018年には6勝をあげたジャンニ・モスコンだが2シーズンに渡って勝利がないこともあげられる。今年は、父親がコロナに感染してしまい、ロックダウン明けの後半も良い成績は残せていない。

ジャンニ・モスコンの場合、グランドツールよりもクラシックのほうが自分の性に合っているだろう。これまでもクラシックを優先する考えを表している。

チームもグランツールで問題を起こされると、全世界に広まってしまうので収集がつかなくなる。

AG2Rが目をつけるのもチームの事情にあっている。

グレッグ・ファンアーヴェルマートにボブ・ユンゲルスが移籍して、オリバー・ナーセンに加わる。チームはクラシックに力を入れており、これにジャンニ・モスコンが加われば更に強化される。

2022年シーズンには、AG2Rに移籍してもおかしくないかもしれない。