昨日のX2O トロフェー第3戦シュヘルデクロスで今シーズン、初登場で優勝したマチュー・ファンデルプール。
優勝できた理由についてゴール後に語っている。
マチュー・ファンデルプールは昨日に引き続いて連戦で、スーパープレスティージュュのレースにも登場。連勝なるかが注目される。
Telenet Superprestige Gavere
コースは芝生あり、森林の中のコースあり、泥のダートありの自然なコースとなっている。林間コースは、かなり土が湿っており、ドロドロで走りにくい。
バイク交換も頻繁にしないと泥が詰まって走れなくなるコースで、交換のタイミングも大切。
落車してしまうと、一気に逆転されるので気を付けて走らないといけない。人工的な障害物はないけど、十分に厳しいコースだ。
女子エリート
昨日は不幸なチェーン落ちで大きく順位を落とした世界チャンピオンのセイリン・デルカルメンアルバラード。今日は雪辱を果たしたい。
今日もスタートダッシュで落車した選手が。起き上がれない。
1周目から昨日のシュヘルデクロスで優勝したデニス・ベッセマ(Pauwels Sauzen – Bingoal)がトツプに立つ。
番手はセイリン・デルカルメンアルバラードとルシンダ・ブランドが激しく争う。
デニス・ベッセマは、かなり後続を引き離すがまだ1周目だ。
先頭の二人は、世界チャンピオンを引き離して、トップを争い続ける。バイクピットで先頭が変わったり目まぐるしくトップが変わる。
ルシンダ・ブランドがカーブで落車するが、それでもすぐに追いつく。
ルシンダ・ブランドは3周目に入り、徐々にデニス・ベッセマを引き離しにかかる。4秒のタイム差が開いた。
5周目に入り、12秒のタイム差をつけてルシンダ・ブランドはトップを一人で走り続ける。世界チャンピオンは25秒後方。
ルシンダ・ブランドはデニス・ベッセマを13秒引き離して勝利。3位は世界チャンピオンのセイリン・デルカルメンアルバラードが雪辱ならず34秒離れてしまう。
こちら1分にまとめられたツイート動画
Op het loodzware parcours in Gavere kroonde @lucinda_brand zich tot winnares 🏆🚴🏻♀️. Betsema en Alvarado vervolledigen het podium. #Superprestige2021 #SPGavere pic.twitter.com/38z3lZdG44
— SuperprestigeCX (@SuperprestigeCX) December 13, 2020
こちらはフル動画
リザルト
- ルシンダ・ブランド(Telenet Baloise Lions)
- デニス・ベッセマ(Pauwels Sauzen-Bingoal) +0:13
- セイリン・デルカルメンアルバラード(Alpecin-Fenix) +0:34
男子エリート
中央にマチュー・ファンデルプール。右隣はエリ・イーゼルビット。左にはトーン・アールツと固まっている。昨日3位のトム・ピドコックは2列目スタート。
4番手くらいでスタートしたマチュー・ファンデルプールは登りで一気に先頭に立つ。
ただ、すぐにピットでバイク交換。登りでは少しバランスを崩して足をついてしまい4番手に下がる。
2列目スタートだった、トム・ピドコックがトップに立つ。後続がバイク交換する中、一人バイク交換せずに前に進む。
2周目に入り、以前トップはトム・ピドコック。すぐ後ろにマチュー・ファンデルプールが迫ってくる。昨日2位のエリ・イーゼルビットは6番手で走っている。
3周目では、3人が後続を7秒引き離してトリオで走っている。先頭はトム・ピドコックだが、次のバイク交換でトーン・アールツがトップに立つ。
トム・ピドコックが3番手にマチューが2番手に。
マチュー・ファンデルプールがついにトップに立つ。トム・ピドコックが遅れ気味だ。
5周目に入る舗装路で、トム・ピドコックが先頭に立つ。後続はエリ・イーゼルビットが4位に上がり前を追っている。
バイク交換をしなかった、マチュー・ファンデルプールがトム・ピドコックを交わしてトップに。やや、トーン・アールツが遅れ気味か。
6周目に入る舗装路でトム・ピドコックがトップに立つ。トーン・アールツは9秒遅れてしまった。
🌈 De wereldkampioen gaat in de fout wanneer Pidcock de druk opnieuw opvoert 💥 De seconden tikken weg. #SPGavere #Superprestige2021 pic.twitter.com/safBD7UhN1
— SuperprestigeCX (@SuperprestigeCX) December 13, 2020
マチュー・ファンデルプールが登りで、少し滑って足をついた時にトム・ピドコックがスパート。
一気に差がついてしまう。これはマチューピンチか。
今日のトム・ピドコックは明らかに乗れている。登りのスビードが全く違う。マチュー・ファンデルプールを14秒引き離した。
マチューは足が重そうだ。
ラスト周回に入り、14秒のタイム差は変わらない。これは、追いつきそうにないペースだ。トム・ピドコックは絶好調で踏み込んでいる。
スーパーな走りを見せたトム・ピドコックは追いつかれることなく優勝。多分エリートでは初勝利ではないだろうか?
3月からイネオスに加入する21歳は大金星を挙げたと言っても良い。英国の天才ライダーがついにシクロクロスのエリートでも優勝する時がやってきたと言った感じだ。
一方敗れたマチュー・ファンデルプールは、今日は足が重たかったように見えた。登りでも明らかに乗れていない。見ていた中で2回ミスをしているが今日のコースでは仕方ないだろう。
ゴール後のインタビューを聞いてみないと敗因はわからないが、調子が良い感じには見えなかった。
リザルト
- トム・ピドコック 0:58:11
- マチュー・ファンデルプール +0:25
- トーン・アールツ +0:44
- エリ・イーゼルビット +0:54
こちらはフル動画
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