第2ステージのスタート前にマッズ・ピーダスンから10秒以内に34人のライダーがいた。
13.7kmのライドならば10秒の差がつくことは十分に考えられる。しかし、ワウト・ファンアールトが崩れ、プリモッシュ・ログリッチが一気にマリアローザを獲得するとは誰も思わなかっただろう。
それだけ、プリモッシュ・ログリッチの走りは凄かった。
タデイ・ポガチャルの真似はする?
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プリモッシュ・ログリッチはスタート前に観客に手を振るリラックス振り。これが好記録につながったのか。中間計測ではLidl – Trekのマティアス・ヴァチェクと同タイムの10分8秒でジョシュア・ターリングよりも速い。
そして、ゴールではジョシュア・ターリングから、わずか1秒遅れにとどめた。もう少しでステージ優勝も出来ていたほどの好調さだった。
2024 ジロ・デ・イタリアではタデイ・ポガチャルが第2ステージから最終ステージまでマリアローザを守ったが、プリモッシュ・ログリッチも続くのだろうか。
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プリモッシュ・ログリッチのコメント
ターリングのタイムに1秒届きませんでしたね。
ええ、わずかな差でステージ優勝することもあれば、わずかな差でステージ負けすることもあった。でも、大体において、それは僕にとってはあまり問題ではない。
重要なのは、自分がうまくやっているということ。この結果にとても満足している。
ピンクを守る?
まだあまり考えていない。明日はマッズ・ピーダスンにとってまた良いライドになるだろう。どうなるか見てみよう。私たちにとって、ジャージはそれほど大きな変化はない。
目標はローマでピンクジャージを着ること。去年のタデイのように、2日目から最後までピンクジャージを着る必要はない。でも、結果が同じなら、ぜひ着たいですね!
2021年に金メダルを獲得した東京オリンピックのタイムトライアルのときと同じ脚の状態ですか?
ずいぶん時間がたったので、あの頃の自分の脚がどんなだったかもう忘れてしまった(笑。
でも、確かにうまくいった。
自分のパフォーマンスに驚きましたか?
でも、うまくいったよ。 でも、そうだね。 もちろん、準備はできていた。 元気なときはいいんだ。 でも、他の選手がどれだけ速いかなんてわからない。
上り坂では調子がいいし、速く走れているように感じるけど、実際のところどうだったかは、他の選手のタイムを見て初めてわかるんだ。 でもこの結果にはとても満足している。
マッズ・ピーダスンは、第3ステージでマリアローザの奪還を目指している。ただ、Red Bull – BORA – hansgroheのアシスト陣にとっては、一旦マリアローザを渡したほうが後々良い場合が多い。
スプリントでマッズ・ピーダスンが上位に入る確率は高いだろう。
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