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2022 ジロ・デ・イタリア第13ステージ 総合4位のロマン・バルデがリタイヤ Team DSMは何を目指す?

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Photo by Towfiqu barbhuiya on Unsplash
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Team DSMは、第11ステージでケース・ボルに変わってスプリントしたアルベルト・ダイネーゼが勝利。

これは驚きと共に、チームにとっても今年のジロ初勝利の嬉しいニュースとなった。

 

だが、第13ステージではスタートから1時間で、エースのロマン・バルデがチームサポートカーに乗る姿を見ることに。

これは、腸のウイルスの問題だったらしい。トップから14秒差の総合4位だったのにリタイヤとなるとは~。

エースのいなくなったTeam DSMは、残るジロのステージで何を目指すことになるだろうか?

 

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ロマン・バルデ

 
 
 
 
 
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ロマン・バルデはインスタグラムでコメントを出している。

 

何から話していいのか、どう説明したらいいのか、わからないくらいだ。昨日の朝から腸のウィルスにやられて、すっかり元気をなくしてしまった。

昨日奇跡的に助かったのに、昨日の夜から症状が悪化した。今日はチームのみんなが助けてくれたのに、僕は何もできず、ペダルを踏むこともできなかった。

受け入れがたいが、どうすることもできない。ただ、チーム全体が成し遂げたジロ前半の非常に良い結果を覚えておきたいと思う。

どうしようもないことにくよくよしても仕方がない、戻ってくるために時間をかけて回復していく。スポーツはそういうものだ。

心が温かくなるようなメッセージをありがとうございました。そして、@teamdsm_チームの皆さんのゆるぎないサポートに感謝します。

 

もう、リタイヤの原因はバルデの言葉通りだ。

ロマン・バルデは、今シーズン好調でジロに至るまでの成績は

  • UAEツアー 総合9位
  • ティレーノ〜アドリアティコ  総合12位
  • ツアー・オブ・アルプス 総合優勝

特に、ジロ直前のツアー・オブ・アルプスではテイメン・アレンスマンの献身的アシストもあり、第5ステージではBahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオを落として総合優勝を飾った。

 

上記の走りは、ロマン・バルデとテイメン・アレンスマンのジロでの活躍を期待させるのに十分なものだったのだけど。

ジロの最終週の山岳ステージでも、リチャル・カラパス、アルメイダ、ジェイ・ヒンドレーらと激しい戦いを見せてくれると思っていたのに。

本当に残念なリタイヤだ。ロマン・バルデはツール・ド・フランスにも出場が予定されている。山岳で力強い走りを見せて貰いたいと思う。

2019年に続いて、2度目の山岳賞獲得を目指して貰うと面白い。

 

テイメン・アレンスマン

 

ロマン・バルデがリタイヤしたことで、Team DSMが目指すのはテイメン・アレンスマンの総合順位の押し上げとなる。

現在、1分27秒遅れの総合11位。ジロが始まる前には、ロマン・バルデをアシストするので新人賞なんて考えていないと言っていたテイメン・アレンスマン。

ロマン・バルデがいなくなったので、当然チームのエースとして走らないといけない。どこまで、総合順位を上げていくことが出来るのか、これも楽しみだ。

ただ、上位は各チームのエースばかり。ここで順位を上げるのも難しいとは思う。テイメン・アレンスマンは、すでに来シーズンの移籍が決定的だ。

 

このジロでの活躍が、さらに契約金額の上積みとなるかもしれない。

 

 

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