ベルギーのドリダース・ブルージュ〜デパンヌのレースで大きなクラッシュが発生。
この時、ミッチェルトン・スコットのマイケル・ヘップバーンによる素晴らしいスポーツマンシップの瞬間を上空からとらえてました。
クラッシュは、ゴールの前11km地点。狭くなるベルギーの道路で発生。
コースが狭くなるにつれて、イスラエルサイクリングアカデミーのザック・デンプスター(Zak Dempster)を初め、多くのライダーが巻き込まれました。
動画を見ていると、一気に道路が狭くなる地点で横に広がっていた集団の右側がクラッシュしています。
ベルギーのレースではよくあるパターンです。
Friendship first. Sportsmanship first. Decency first : When our Aussie Zak Dempster crashed today in #AG3daagse it was his colleague and Friend from @MitcheltonSCOTT , Michael Hepburn, that left his bike behind and cared for him. Not surprised one bit but THANKS MATE! pic.twitter.com/mOkLSD2eAw
— IsraelCyclingAcademy (@yallaACADEMY) 2019年3月27日
イスラエルサイクリングアカデミーのザック・デンプスターは
「マイケル・ヘップバーンは私の親友の一人です。自分は、自転車の下で動けなくて立ち往生してました。マイケルが大丈夫か、と聞いてくれて、自転車をどけてくれたんだ。
彼は最高の仲間だね」
ビデオはソーシャルメディアで共有され、ヘップバーンにはたくさんの賞賛が集まりました。
イスラエルサイクリングアカデミーはツイッターで次のように述べています。
「私たちのザック・デンプスターがデパンネの3日間でクラッシュしたとき。 バイクをどけて助けてくれたのは、ミッチェルトン・スコットの同僚であり友人のマイケル・ヘップバーンでした。
仲間に感謝します」
ひどいケガですね。痛そう。
スポーツマンシップというか、友達だったから助けたんでしょうね。日本だったら当たり前のように思いますけど、海外ではニュースになるのかな。
実際に、彼らは同じ建物に数カ月一緒に住んでいたことがあったようです。
ドリダース・ブルージュ〜デパンヌは、デ・バンネ3日間レースと呼ばれててUCIヨーロッパツアーのHCクラスでしたが、2018年からワールドツアーレースに組み込まれてます。
クラスやワールドツアーのランクについての説明は、こちらの記事で書いてます。
2017年までは3日間のステージレースでしたが、2018年よりワンデイレースとなっていますが、ワールドツアーレースに格上げされたために、多くのワールドツアーチームが参加してレベルが格段に上がってます。
レースはスプリント勝負となって、昨年優勝のクイックステップのエリア・ヴィヴーニを破って、
ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)が優勝。
ディラン・フルーネウェーヘンは5勝目。圧倒的スプリント力ですね!
コメント