ツール・ド・フランスではキャラバン隊が、色々なものを沿道にいるファンにサービスや宣伝のためにバラまいていきますね。
もう一つ、プロレースを沿道で見ている場合、プロライダーが投げ捨てるボトルを拾うのも楽しみの一つ。
今回は、Israel Start-Up Nationのガイ・ニブ(Guy Niv) が沿道の小さなファンにボトルをプレゼントした話。
登りの最中での出来事
Yesterday was our third fourth place in a row in this @VueltaCV.
In today’s final stage, @cimo89 gets another chance. Can we break our fourth places streak today? #yalladan #danendanseuse #israelsun #yallaisrael #valenciana #valencia #vcv2020 pic.twitter.com/25fricSYEO— Israel Start-Up Nation / Israel Cycling Academy (@YallaIsraelSUN) February 9, 2020
ガイ・ニブは2019年イスラエル個人TTのチャンピオン。ロードも3位。ただ、イスラエルのレースの参加人数は10人くらい。競技人口がとても少ない。
ボトルをプレゼントしたのは、スペインで行われている、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナの第4ステージ。
第4ステージは、山頂ゴールのとても厳しいレース。上のツイートのように最後まで勾配も厳しいレースだった。
レースの優勝は総合優勝も決めたタデイ・ポガチャル。最後の山頂ゴールは、約4キロで600mを上がるのだから15%勾配に近い激坂だ。
ガイ・ニブも最後の山岳で苦しんでいた時のこと。応援してくれて一緒に走ってくれた子供に自分のボトルをプレゼント。
The KID.
Guy Niv: “Honestly, I needed the bottle. It was just the start of the climb, and I knew how hard it was”.
But the HEART ❤️ dictated his response.
Niv: “I guess I could not refuse him. His face full of passion and enthusiasm for the sport. To us. So I could not resist”. pic.twitter.com/R7QospmVnL— Israel Start-Up Nation / Israel Cycling Academy (@YallaIsraelSUN) February 9, 2020
正直言って、登りはまだ長かったので、水のボトルが必要でした。
私はそれを拒否できなかったと思う。少年の顔は、ライダーに対する情熱と熱意に満ちていた。それに抵抗することはできなかった。
私は最後の登りを始めたばかりで、それが厳しいものになることはわかってたから。
ガイ・ニブはボトルを1本しか持ってなかったので、これから先どうしたんでしょうねえ~。
サポートカーが後ろからくることはないので、水なしで上がったとしたら大変だったでしょう。
ガイ・ニブはエースのダン・マーティンをアシストして96位の17分遅れで無事にゴール。
プロとしてファンにサービスするのは当たり前かもしれないですけど、貰った子供は嬉しかったでしょうね。
この子が将来自転車好きになればいいですね。
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