オランダは風が強いことで有名。風車などが大活躍するのは皆さんも知っている所。
オランダの人たちは、この風の強さを逆手にとって楽しむことを選択。
この時期は、ストームシアラといわれる暴風雨が吹くのだけれども、今年はモンスター級のストームシアラでヨーロッパでは暴風雨が吹き荒れていたようだ。
今年で6回目となったオランダ向かい風選手権も途中であまりの風のために中断することも。
個人タイムトライヤルなので、ステージの上から降りるのだけど降りられないほどの風だったみたい。
ギアなしのママチャリで対決
使われるバイクは、この種類だけ。ギアなんてついてない。
距離は8.5kmのコースには300人の人が集まったというから物好きだ。
エネルギープロバイダーのエネコが後援し、北海からの洪水から国を守るためのデルタワークスプロジェクトの一環として建設されたイースタンスヘルドストームサージバリアーで開催された。
De ploegen fietsen nu ook. Dit is geen slow motion beeld. 💪#nktegenwindfietsen pic.twitter.com/uv1LrKr6JX
— NK Tegenwindfietsen (@NKTegenwind) February 9, 2020
この日の風は、風速10mを越えるほど。とんでもない突風も予想されたため午前10時から始まったレースは250人ほどが走ったところで中止。
15チームほどが走れなかった。
若者から老人、全くトレーニングしてない人まで参加。ほとんど拷問みたいな風の中を走るんだから物好きですよね。
向かい風選手権の優勝者は、昨年と同様に、ギーゼンブルクの25歳のマックスデジョン。優勝者でも20分もかかってしまう暴風雨だった。
この日は、必要がない場合には屋外に出ないようにと注意があったほどの日だったみたい。
まあ、けが人もなく終わって良かったですね。
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