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UAEツアー第7ステージ フラットステージで横風分断はあったのか? それともサム・ベネットの3連勝か?

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Photo credit: Mubarak Fahad on VisualHunt / CC BY-NC-ND
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UAEツアーも最終ステージを迎えた。さすがに砂漠地帯なので雨が降らないのも良いところだ。

第6ステージに続いて、今日も砂漠の中ではなくてドバイの中心地でのレースとなる。

世界最高のスプリンターの戦いだけど、ここまではサム・ベネットの一人勝ちの様相を呈している。

是非、他のスプリンターの奮起を期待したい。

 

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Stage 7 (Final)»Yas Mall›Abu Dhabi Breakwater(147k)

第7ステージ photo RCS

 

スタートは、アラブ首長国連邦の首都のすぐ北にあるヤス島。ラウンドはアブダビ防波堤の近くで決定する。

スタートからフィニッシュまでの距離はわずか40kmしかないけど、コース全長は147kmiにもなる。

 

第7ステージ photo RCS

2019年にはフェルナンド・ガビリアが勝利したコース。

世界有数のスプリンターが集結しているが、ここまで勝利を上げたのはサム・ベネットの2連勝のただ一人。注目は、彼を破るスプリンターが現れるかどうかだ。

総合では、タデイ・ポガチャルが10秒のペナルティで35秒のタイム差をアダム・イェーツと保っている。

総合2位、3位を抱える、イネオスとクイックステップには是非、横風分断を狙って仕掛けて欲しいところだ。

 

逃げは3人

photo tiz-cyclingストリーミングより 以下同様

スタートの風景。手前のトニー・ガロパンの黒いジャージは、中間スプリントのジャージ。ポイント賞のグリーンのジャージとは意味が違う。

こんなのUAEだけではないかな。

 

こちらはニュートラルでのファビォ・サバティーニ(Cofidis, Solutions Crédits)。肘と膝にネットをかけている。第6ステージのゴール前のトンネルに入る手前で落車してしまった。

第6ステージの中央分離帯で落車したフロリアン・ストーク(Florian Stork)TEAM DSMは膝蓋骨と肋骨をしていたことが判明。

Team DSMでは最高順位の総合12位だったのに残念。

第3ステージのジュベル・ハフィートへの登りでは7位、第5ステージのジュベルジャイスの登りゴールでは14位となっていた。チームの新たな総合エース候補となりつつあったのに、骨折リタイヤとは勿体ない。

同じ場所で落車したマッテオ・モスケッティ(Trek – Segafredo)は左臀部の筋肉と仙骨を打撲。病院での更なる検査は必要ないようだ。

 

リアルスタートとなって、すぐに3人がアタック。すんなりと決まる。

 

今日もアスタナは逃げにライダーを二人送り込む。

  1. Alexys Brunel(Groupama – FDJ)
  2. Samuele Battistella(Astana – Premier Tec)
  3. Matteo Sobrero(Astana – Premier Tec)

 

  

ジョアン・アルメイダは横風分断の攻撃に出るかな。ただ砂漠のど真ん中ではないので風は幾分弱いかも。

 

集団後方で落車発生。カーデン・グローブス(Kaden Groves)Team BikeExchangeがバイク交換。傷口をアップされたけど、切れてた。流石に痛いだろうなあ~。

 

横風攻撃!

イネオスが前で引きだすと、横風分断が~。これを見ると右側から風が吹いているのがわかる。

 

抜け出した面々。これにはカレブ・ユアンが入っている。タデイ・ポガチャルと、アダム・イェーツの姿はあるが、アルメイダの姿はない。さらに、サム・ベネットも乗っている。

 

  

第2集団は、前で逃げていた3人を残り60kmで吸収。

 

タデイ・ポガチャルも先頭交代を回してガンガンに走る。

 

あ~、だが残り44kmで逃げ集団はあきらめてしまった。後ろはセルヒオ・ヒギータ(EF Education – Nippo)が必死で追っていたしね。

 

つかまると、カウンターアタックがかかるが、ここからはもう逃がして貰えない。

 

落車発生!

逃げもなくなって、のんびりと走っている時に、集団前方の中ほどで落車!

 

別角度からでは、先にブランド・リベラがこけたように見えた。アダム・イェーツは顔から地面にたたきつけられている。

 

アダム・イェーツは鼻からかなりの出血。

 

ブランドン・リベラは左肩を打撲してジャージが破けている。アダム・イェーツは、まだ顔が少し赤いままだ。

 

集団はゆっくりと走っていて、アダム・イェーツの復帰を待っていた。イェーツはカメラに気づいてOKサインを送っている。左膝も少し出血。

 

NTTから今年Bahrain – Victoriousに移籍したジーノ・マーダーもお尻を大きくケガしている。凄い貼り方の絆創膏でなんとかしている。

走っている時には、アドレナリンが出ているから痛みもあまり感じないけど、あとで痛いでしょうね。

 

ディビット・デッカーが2回目のスプリントポイントを1位ゲット。1回目も逃げの3人に続いて4位通過して1ポイントを追加している。これでゴールの結果を待たずに、ポイント賞獲得だ。

 

ドバイの中心街に入ってきた。ラスト10kmから各チームがトレインを組んで進んでいる。

 

ガンナが先頭交代で前に出ると、右側に陣取っていたイネオスが突出した形となる。やはりガンナのスピードは速い!

 

今度は、ルーク・ロウが先頭で集団を引きのばす。

 

ルイスレオン・サンチェスが少しだけ前に出る。ゴールまであと5km。

 

UAEはフェルナンド・ガビリアのために引きだす。4番手にはタデイ・ポガチャルがいる。

 

ラスト2.5kmでクイックステップがトレインを組んで先頭に。

 

さあ、ゴール前でアシストが退いていくぞ~。Israel Start-Up Nationのリック・ツァベルが先頭を引き倒す。アンドレ・グライペルは少し後方だけど。

 

右側から、アンドレ・グライペルが最初にスプリントを始め、サム・ベネットとせる。たが、左側からカレブ・ユアンが一気に出てくる!

 

カレブ・ユアンが態勢を低くして、サム・ベネットをまくりにかかる。

 

最後は、カレブ・ユアンだ~!

サム・ベネットはずっと、カレブ・ユアンを意識して見ながらスプリントしていたけど最後はまくられてしまう。

サム・ベネットは、ミケル・モルコフの最高のアシストを受けていたが、それてもカレブ・ユアンにまくられてしまうとは。

さすがにサム・ベネットに3連勝はさせなかったカレブ・ユアンも凄い!

こちらはレースハイライト

 

リザルト

第7ステージ

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  EWAN Caleb Lotto Soudal 40 35 3:18:29
2  BENNETT Sam Deceuninck – Quick Step 15 20 ,,
3  BAUHAUS Phil Bahrain – Victorious 6 12 ,,
4  MØRKØV Michael Deceuninck – Quick Step   9 ,,
5  BOL Cees Team DSM   7 ,,
6  GREIPEL André Israel Start-Up Nation   5 ,,
7  VENDRAME Andrea AG2R Citroën Team   3 ,,
8  MEZGEC Luka Team BikeExchange   2 ,,
9  MINALI Riccardo Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   1 ,,
10  GIDICH Yevgeniy Astana – Premier Tech     ,,

ゴリラことベテランスプリンター、アンドレ・グライペルが6位に入り込んだ。もう少しタイミングが遅ければ、もう少し上位だったかな。

 

総合

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 300 200 24:00:28
2  YATES Adam INEOS Grenadiers 250 150 0:35
3  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 215 120 1:02
4  HARPER Chris Team Jumbo-Visma 175 100 1:42
5  POWLESS Neilson EF Education – Nippo 120 90 1:45
6  SKJELMOSE JENSEN Mattias Trek – Segafredo 115 80 2:37
7  CARUSO Damiano Bahrain – Victorious 95 70 2:39
8  CATTANEO Mattia Deceuninck – Quick Step 75 60 3:53
9  FERNÁNDEZ Rubén Cofidis, Solutions Crédits 60 50 4:13
10  MASNADA Fausto Deceuninck – Quick Step 50 40 6:30

総合はタデイ・ポガチャルが昨年の2位から初優勝へと飛躍した。UAEのホームで優勝することはマストだったが、見事にやり遂げた。

アダム・イェーツも移籍して初レースでしっかりとエースとしての働きをみせることが出来たと言える。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  DEKKER David Team Jumbo-Visma 66
2 3 ▲1  BENNETT Sam Deceuninck – Quick Step 56
3 2 ▼1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 51
4 4  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 35
5 5  GALLOPIN Tony AG2R Citroën Team 33
6 6  VIVIANI Elia Cofidis, Solutions Crédits 33
7 19 ▲12  EWAN Caleb Lotto Soudal 32
8 7 ▼1  YATES Adam INEOS Grenadiers 28
9 11 ▲2  MØRKØV Michael Deceuninck – Quick Step 28
10 8 ▼2  GANNA Filippo INEOS Grenadiers 21

ディビット・デッカーが見事に獲得。ネオプロ1年目でこの成績は素晴らしい。しかも初レースだ。Team Jumbo-Vismaは、素晴らしいスプリンターを獲得したと言って良い。

ディラン・フルーネウェーヘンと共にチームのエーススプリンターとなるのではないかな。

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 24:00:28
2 2  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 1:02
3 3  POWLESS Neilson EF Education – Nippo 1:45
4 4  SKJELMOSE JENSEN Mattias Trek – Segafredo 2:37
5 5  HIGUITA Sergio EF Education – Nippo 9:47
6 6  DE BOD Stefan Astana – Premier Tech 12:34
7 7  VANHOUCKE Harm Lotto Soudal 13:05
8 10 ▲2  ROCHAS Rémy Cofidis, Solutions Crédits 14:06
9 11 ▲2  BJERG Mikkel UAE-Team Emirates 14:18
10 9 ▼1  BATTISTELLA Samuele Astana – Premier Tech 14:45

ヤングライダーとは思えない、ポガチャルとアルメイダが1位、2位。凄すぎる。

 

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