UAEツアー第6ステージは、サム・ベネットの2連勝となった。これはUAEツアー史上初めてのこと。
レースリーダーのタデイ・ポガチャルも集団でゴールしたが、レース後にUCIコミセールから10秒のペナルティを与えられている。
これはチームメイトのヤン・ポランツも同様の処置を受けている。
だが、彼らのペナルティの理由は良く分かっていないのが真相だ。
誰かをブッシュした?
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第6ステージの終了後に発行されたUCI陪審員の通信では、ポガチャルとチームメイトのヤン・ポランツの両者が、200スイスフラン（約2万3千円）の罰金を科され、ポイント分類で4ポイントの罰金が科せられたと発表している。
さらに、一般分類で10秒のタイムも奪われている。
そして、このペナルティの理由なのだが、チームが海外サイトCyclingnewsに語ったところによると、ゴール前100mでヤン・ポランツがタデイ・ポガチャルを前に出るように指示して押したためだと言う。
他のサイトでは、それぞれが別のライダーを押したという情報もある。動画を見ても、タデイ・ポガチャルは24位でゴールしており、ヤン・ポランツは28位でゴールしているので映っていない。
集団ゴールなので、タイム的には前でゴールしようが、後ろでゴールしようが変わらないのだけど。
まあ、ペナルティの理由は謎と言ったところだ。
これが、アダム・イェーツとのタイム差が少ない場合には、大きな問題となるだろうが35秒あればまず、間違いなので大問題にはならないのだろう。
横風だけに注意
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これは明日がフラットステージなので、問題ないようにも見えるが第6ステージ、第1ステージでもあったように風によって集団が分断されてしまうと一気に縮まってしまうタイムだとも言える。
もし仮に問題になるとしたら、最終ステージでイネオスとクイックステップが横風で総攻撃をかけて、タデイ・ポガチャルを追い落とした時だけだろう。
これについてタデイ・ポガチャルは
もう1日でフィニッシュに近づいている。途中で忙しかったので、この日が終わって本当に嬉しいが、なんとか一緒にいられた。
明日も同じような日になることを願っている。今日のことは、運が悪いだけだ。
横風の瞬間もあったが、チームは私を安全に保つために本当に良い仕事をしてくれた。
そして私たちはすべてのステージで一緒に走った。それは難しいものだったが、それが終わって本当にうれしい。
私は注文を出すような人ではない。私より経験豊富な年配の人がいて、彼らを信頼している。
本当に何も心配する必要はない。自転車に乗ってチームメートをフォローするだけだ。それが良いチームメイトを持つことの利点だ。
タデイ・ポガチャルは、最終ステージでチームメイトのフェルナンド・ガビリアの勝利を狙っている。
ポガチャルが総合優勝し、ガビリアがステージ優勝すればチームにとっては最高なんですけどね。
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