ピレリは、従来のブチルゴムまたはラテックスチューブの代わりに熱可塑性ポリウレタンインナーチューブを使用する、P Zero Race Tub SLチューブラータイヤを発売。
P Zero Race Tub SLは、以前のタイプから10%重力を削減している。
ピレリがスポンサーとなっているTrek – Segafredo、 Team BikeExchange、AG2R Citroën Teamがジロ・デ・イタリアで早速使用することになっている。
Pirelli P Zero Race Tub SL
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photo Pirelli
新しいPirelliP Zero Race Tub SLは、2020UAEツアーと2020ツール・ド・フランスでの試乗を含め、2年間開発されたと言われている。
320 TPIのコアスパンケーシングに縫い付けられた新しいタイヤには、パンク防止を強化するためのアラミド繊維が含まれており、Pゼロレースクリンチャータイヤと同じSmartEVOトレッドコンパウンドを使用している。
新しい熱可塑性ポリウレタンインナーチューブは、通常チューブラータイヤに縫い付けられている従来のチューブに代わるもので、ラテックスチューブよりも軽量で気密性が高いとされている。
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photo Pirelli
新しいラバーは、直線速度のための2つの細い縦方向のサイプと、高速コーナリング中の予測可能な変形のための再設計されたショルダーライトニングボルトを備えた新しいトレッドパターンとなっている。
PirelliP Zero Race Tub SLは26mmサイズでのみ入手可能で、重量は275g。
一般販売は、今年後半になる予定で、価格は99.90ポンド(約15,000円)。
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