イタリアのブランドであるピレリ(Pirelli)は、4年前にサイクリングの世界に帰ってきて次々に新しいタイヤを開発している。
今回は、トレーニングやレース用に設計された2つの新しいクリンチャータイヤ、P ZEROレースとP ZEROロードが発表された。
P ZEROレースはレース用。
P ZEROロードは、耐久性を重視したオールラウンドクリンチャー。
ピレリは、コンパウンドとケーシングのアップデートをはかり、以前に製造したクリンチャーやチューブラーよりも優れていると主張している。
PZEROレース
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ピレリによると、2019年の男性と女性の世界チャンピオンを含むWorldTourレベルのレーサーとの3年間の開発作業を行ったと言う。
新しいSmartEVOコンパウンドとTechBeltケーシングテクノロジーを使用してこの新しいチューブタイプタイヤを設計し、プロのライダーとすべてのサイクリング愛好家に優れた製品を提供する。
ピレリは、SmartEVOの優れた特性の基礎となる「インテリジェント」な動作特性を備えた官能化ポリマーの3成分ブレンドを開発したと述べている。
3つのポリマーはそれぞれ特定の性能を発揮し、グリップやローリングなどの相反する特性の完璧なバランスを確保。
その結果、乾いた表面と濡れた表面でのグリップが向上し、転がり抵抗が非常に低くなり、滑らかさと運転性が得られる。
新しいタイヤは、すでにサポートチームである、Ag2R Citroen、Trek-Segafredo、Team BikeExchangeによってテストされている。
700 x26cから700x 30cまでの3つのサイズがあり、さまざまなロゴカラーと「クラシック」なタンサイドウォールオプションを備えている。
- 価格: 69.90ドル(約7,600円)
- タイプ:チューブタイプクリンチャー
- サイズ:26mm、28mm、30mm
- 重量 : :205g、225g、245g
- TPI:120tpi
P ZEROロードタイヤ
ピレリP ZEROロードクリンチャーは、滑らかさと快適さを損なうことなく、耐久性を重視している。
多目的タイヤとして特別に開発されたこのオールラウンドラバーは、P ZEROレースと同様に、モダンで幅の広いリムにフィットするように作られている。
P Zero Roadも120tpiのケーシングを使用しているが、トレッドパターンのデザインが異なり、溝が長くなっている。
また、コンパウンドも異なり、耐久性の高いEVOCompoundにより、タイヤの用途が広がる。
ピレリは、P ZEROロードの転がり抵抗が低く、グリップが優れ、快適性と耐久性が高いと主張している。
- 価格:49.90ドル(約5,400円)
- タイプ:チューブタイプクリンチャー
- サイズ:24mm、26mm、28mm
- 重量:215g、235g、255g
- TPI:120tpi
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