2018ツール・ド・フランスの第12ステージで観客のカメラのホルダーに当たって落車。トップと16秒差でゴールしているのに骨折リタイヤ。
物凄く、残念な結果でツールを去ることになったヴィンチェンツォ・ニバリ。
このたび、この落車したレースについてラ・ガゼッタ・デッロ・スポーツに語った。
サイクリングはサーカスになった
Vincenzo Nibali:サイクリングはサーカスになった
ヴィンチェンツォ・ニバリ ( バーレーン・メリダ )は、先月のツール・ド・フランスのアルプ・デュエズのレースでクラッシュし、骨折したまま完走。
レースをリタイヤすることになったファンの行動について語っている。
ニーバリの落車シーン
Wenige Meter vor der 4km Marke hinauf nach Alpe d’ Huez… der in Führung liegende Kruijswijk und kurz darauf durch ein Motorrad zu Fall gekommende Vincenzo Nibali… #TDF2018 pic.twitter.com/0Joia78zci
— Radsportcafé (@radsportcafe) 2018年7月19日
ニバリの所属するバーレーン・メリダは、アルプ・デュエズのファンを管理していない、ツアー主催者ASOに対して法的措置を検討していると述べている。
フルームのランニング
2016ツール・ド・フランス第12ステージのモンバントーでの落車。自転車が壊れ止むなくランニングして後ろのサポートカーを待ったシーンは有名ですね。
過去の経験が生かされてなかったことになりますねえ~。
「時にサイクリングはサーカスになっている」とニバリは語っている。
人々はあまりに飲みすぎ、テレビに映ることだけ考えてる。
道路の真ん中にいる人たち、旗を持っている人たちは、選手がどこに行くのかなんて考えてないよね。
俺達は道路が私たちの目の前で開くように天国に祈って、ペダルを踏み続けるしかないんだ。
リパリは、落車の影響にもかかわらず、アルプ・デュエズのステージを再開し、イエロージャージグループと16秒差でゴール。
ゴール後のドーピング検査にも、みずからの足で歩いている。
Suspected vertebral fracture for @vincenzonibali A long journey in an ambulance to Grenoble Hospital because no helicopter available. More news later. @LeTour VIDEO AT X-RAY VAN pic.twitter.com/zRX1vYCHAg
— Cycling Pro (@cyclingpro) 2018年7月19日
しかし、その夜、グルノーブルのX線検査でT10椎骨の骨折が確認され、ニバリはツールを断念。
でも最悪の瞬間は、彼らが私に3ヶ月治療してくれ言われたときだったよ。ガックリしたけど、すぐに手術になったさ。
復活に向けて
ニバリは7月31日にミラノで経皮的椎体形成術手術を受けた。
骨折した椎骨を安定させ、回復を加速させた。 彼は今月初めにシチリアで道路に乗り始め、そこで祖父の葬儀に出席した。
週末には、8月25日にマラガで行われるブエルタ・ア・エスパーニャに出場することが正式に確認された。でも、目標はブエルタではないと強調。
ニバリは、インスブルックの世界選手権ロードレースに先立って、トレーニングとして出場することにしています。
自分のリズムで乗れるようにがんばってみるよ。リズムに乗れないようだと最大限の準備は難しいかな。
テストライドは死ぬほど
現在、スイスのルガノで自宅の近くでトレーニングをしているニバリ。
とニバリはコメント。
胸を右に回転させるのに苦労しているんだ。ライド後のマッサージも軽く間接的でないと痛いんだよ。
果たしてニバリは世界選手権にベストな体調で望めるのでしょうか。頑張って回復して貰いたいですね。
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