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2025 ジロ・デ・イタリア Lidl – Trekはジュリオ・チッコーネとマッズ・ピーダスンで狙う

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
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Lidl – Trekは、イタリアのジュリオ・チッコーネが総合を狙う。

マッズ・ピーダスンは、第1週でマリアローザを狙ってくるか。バウケ・モレマとサム・オーメンはジロの選出から漏れている。

 

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Lidl – Trek

 

111.ジュリオ・チッコーネ
112.ダン・フール
113.セーアン・クラーウアナスン
114.パトリック・コンラット
115.ジャコポ・モスカ
116.マッズ・ピーダスン
117.マティアス・ヴァチェク
118.カルロス・ベローナ

 

ジュリオ・チッコーネ

 
 
 
 
 
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ジュリオ・チッコーネはBardiani-CSFで3年走った後に、2019年から、Trek-Segafredoに移籍。5月にジロ・デ・イタリアを駆け抜け、山岳賞獲得とステージ1勝。

山岳が得意なジュリオ・チッコーネは第1ステージからバイクチェンジしてマリア・アッズーラ(山岳賞)を獲得したのだ。

2019ツール・ド・フランス第6ステージで、彼はディラン・トゥーンス(Bahrain Merida)に続いて2位でゴール。

2級山岳シュヴレール峠に設定されたボーナスタイム8秒が明暗を分け、ジュリアン・アラフィリップからマイヨ・ジョーヌを奪いとることが出来た。

2020年はコロナにかかってしまい、ジロでは気管支炎の症状を起こしてリタイヤ。オフには鼻中隔形成術の手術もしている。

 

2年の低迷を経て、ようやく、2023年は復活し、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第2ステージで勝利。

 

ボルタ・ア・カタルーニャ第2ステージでは、レムコ・エヴェネプール、プリモッシュ・ログリッチを破っての勝利。

 

クリテリウム・デュ・ドーフィネ第8ステージでは、ヨナス・ヴィンゲゴーの追撃をかわして勝利してみせた。

 

2023ツール・ド・フランスでは、山岳賞を獲得。2024年シーズンはジロ・デ・イタリアを狙うかと思われていたが、2月に会陰にできた嚢胞のため手術している。

 

2024 ツール・ド・フランスでは総合11位。2024 ブエルタ・ア・エスパーニャでは鹿にぶつかってリタイヤ。

 

2025年シーズンのジュリオ・チッコーネは調子がいい。UAEツアーではタデイ・ポガチャルについで総合2位。ツアー・オブ・アルプス第1ステージでは2年振りの勝利。

 

さらに、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュではタデイ・ポガチャルに次ぐ2位をモニュメントで獲得した。今年はケガや病気がなく好調を維持している。ジロ・デ・イタリアでは、総合順位を狙ってくるのだろうか。山岳賞に特化すれば取れるのではないか。

イタリア国民の期待は高まっている。

 

マッズ・ピーダスン

 

2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ3勝にポイント賞を獲得したことで、2019年世界チャンピオンはスプリンターとしての可能性を開花させている。

2023 ジロ・デ・イタリア第6ステージでも勝利。だが、ジロを完走することなく第13ステージでDNS。

 

2023 ツール・ド・フランスに出場。第8ステージでジャスパー・フィリップセンを破って勝利する。

 

マッズ・ピーダスンは、ジャスパー・フィリップセンとツールで対戦するが、彼のことは嫌いだ。

 

マッズ・ピーダスンは、2024年シーズン絶好調だった。

  • エトワール・ド・ベセージュ第2ステージ優勝 総合優勝
  • ツール・ド・ラ・プロヴァンス 第1・2・3ステージ優勝 総合優勝
  • ヘント〜ウェヴェルヘム 優勝
  • パリ~ルーベ 3位
  • クリテリウム・デュ・ドーフィネ 第1ステージ優勝

 

世界王者と元世界王者のランデブーとなったヘント〜ウェヴェルヘムでは、マチュー・ファンデルプールをスプリントで撃破。これは凄かった。

 

その勢いは2025年になっても衰えない。

ツール・ド・ラ・プロヴァンス第2ステージで今シーズンの初勝利。そして総合優勝も飾る。

 

パリ~ニース第6ステージの雨の厳しいステージで勝利。ポイント賞も獲得。

 

圧巻は春のクラシックでの活躍だ。

  • ミラノ~サンレモ 7位
  • E3 サクソクラシック
  • ヘント〜ウェヴェルヘム 優勝
  • ドワルス・ドール・フラーンデレン 5位
  • ロンド・ファン・フラーンデレン 2位
  • パリ~ルーベ 3位

ヘント〜ウェヴェルヘムでは、昨年マチュー・ファンデルプールをスプリントで破ったが、今年は56kmの独走。

 

キャリア50勝目を飾っている。マッズ・ピーダスンは、2022ブエルタに続いて、ジロでもポイント賞を目指すはず。そして、ツール・ド・フランスのスプリントはジョナサン・ミランに任せることになる。マッズ・ピーダスンは、ジロとブエルタの担当だ。

今回のジロ・デ・イタリアでは、ステージ優勝を狙えるステージはかなり多い。Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトと共に、ジロはマッズ・ピーダスンの遊び場となりそうだ。

 

2人をアシストするのはセーアン・クラーウアナスン。睾丸に良性の腫瘍が見つかり、手術。エッシュボルン・フランクフルトしか出場していない。調整不足だけど集団けん引に加わるだろう。

マティアス・ヴァチェクも厳しいステージで逃げを狙うと面白い存在だ。

 

 

 

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